最近の話題6/12

旧国会議事堂


Dscn1113.jpg 
            旧国会議事堂
これは、古い国会議事堂です。新しい建物は隣接した場所に建築されていましたが聞くところによると、それは台湾政府から寄贈されたそうです。国の人口が約500万人ですから、長野県と新潟県の人口を合計した、1.25倍相当です。
パラグアイは日本国土の1.1倍の面積で人口密度は122人/平方キロ(同上) というデータがあります。(1997)手元のデータによると、「国家元首及び行政府の長として大統領、立法府として上下両院から成る国会がある。大統領は直接選挙で比較多数を得た候補が選出され、任期は5年(再選不可)である。内閣は大統領が任命する11人の閣僚より成る。国会の定員は上院45、下院80、議員の任期は5年(再選可)、選挙は大統領選挙と同時に行われる。選挙の方法は、上院議員については全国単一区の比例代表制、下院議員については県単位の選挙区での比例代表制である。 地方行政組織は、アスンシオン市及び17県に分かれており、各県知事は、1992年憲法により、県民の直接選挙で選出される。首都アスンシオン市は何れの県にも属さない独立した地位を有する。全国市長(任期5年、再選不可)は、19915月及び199611月全国で市民の直接投票方式による選挙が行われた。 軍は陸海空の3軍より成り、大統領は最高司令官として軍を統轄する。司法権の独立は憲法で保証されており、その最高機関である最高裁判所は9人の裁判官で構成され、長官(任期1年)は毎年裁判官の選挙により選出される。」とあります。

新聞社(ULTIMA HORA
 Dscn1114.jpg 
        ULTIMA HORA社玄関付近
ULTIMA HORA
社玄関付近の写真です。(Centroにあります)新聞は他に「abc」、「popular」、「Cronica」、「Esto」があると聞きました。ULTIMA HORAabcが一番購読されているような感じがします。いずれも街頭販売のようです。各紙とも、政治、ニュース、スポーツ、犯罪のどれかをメインに扱い、特色を出しているようです。

Catedoral
 Dscn1109.jpg 
       Catedoral(大聖堂)
旧国会議事堂の近くにあります。最近外壁のペンキ塗り替えが行われたため綺麗になりました。私は建物内にまだ入ったことがありません。

**CAACUPEにあるIGLECIA(カアクペ教会) 6月3日(土)**
 Dscn1116.jpg 
          教会正面より
 Dscn1123.jpg 
          教会背後より
6月3日(土)日帰りで行って来ました。ASUNCIONからCiuda del  Esteに向かうルータ2の約54km程のところにある町がCAACUPEです。そこにある教会はとても有名です。今回は土曜日のためミサに来る人も少なく、土産屋のおばさんによると、日曜日が一番多く訪れるそうです。(約1000人)教会を囲む道路に沿って、土産屋が軒を連ねていましたが、特徴的な土産は特に見当たりませんでした。目についたのは、焼き物のカエルとか動物です。近くの町が焼き物生産地のために運ばれてきていると思います。ただここでも裏返すとMADE IN CHINAのラベルが貼られている土産物もありました。私にはこんなエピソードもあります。それは、パラグアイのかっての同僚に(ペソア、アマド氏)日本からの土産を渡した時に、MADE IN CHINAか?と聞かれました。それは日本人が日本の土産として持ってきたものでも、中国製が多いことをうかがわせているのではと思いました。各メーカも自社のブランド名はしっかり商品に刻印しても、結局は作られた場所は中国、というケースが多いことも事実ですから。ここまでも中国製が氾濫しているのかと思うと寂しくなります。ということは日本に観光に来たお客様が、日本の土産として買ったものが、中国製であることは空しいことであると同じです。日本もこの点を十分注意しないといけないと思いました。

CAACUPE行きボンネットバス
 Dscn1125.jpg 
         
メルセデスベンツ社のボンネットバス
CAAKUPEに行く時に乗ったボンネットバスです。メルセデスベンツ社のマークが象徴的です。パラグアイにはメルセデスベンツ社のバスや乗用車が多く入っています。ブラジルに製造工場があるのかも知れません。いずれにしても距離的に近いヨーロッパ各国の影響が強いのも事実です。バスの運転席はその運転手の個性でデコレーションされているような気がしました。ASUNCION市内路線バスにはシートクッションはありませんが、こちらは多少運行距離が延びるせいか、二人掛け椅子にビニールシートが張られていました。バスはバスターミナルを午前8時25分定刻に発車すると直ぐに1町裏道に入り、道沿いの運転手相手の露店で「マテ茶」を購入し「テレレ」をポットに詰めてもらい、他所の店では「チパ」(パンに似た食べ物)「エンパナーダ」(餃子の型をしてもっと大きい・揚げ物)を購入しました。これらは運転手のためです。その間客は何も言わず待ちます。すかさず車内には道路で待機していた、新聞売りや、キャラメル、ガム売りが売り声を掛けながら相次いで乗り込んできます。日本に置きかえると、蒸気機関車時代にJR各駅におじさんやおばさんが肩から下げた平らな箱に、いろいろな食べ物や土産を並べて列車の窓から客に販売していた時代がありましたが、それと似ています。彼らは上下路線を上手く使い、特定区間で商売をしている様です。運転手も心得たものでした。バスのエンジン音は、市内路線バスよりもはるかに静かで私には心地良い音でした。でも運転手好みのラテン特有のMUSICがボリューム一杯に運転席のスピーカから車内に流れ、あたかも「俺の選んだ音楽を聞いてくれ」(まさにDJ的)という感じでした。苦情を言う客も見当たりませんでした。

ご飯の炊き方と勝手のゴミについて
 Dscn1106.jpg 
                   
ご飯(ラップした様子)
私は何時も、米三合を一度に炊いています。理由はその都度米を洗ったり、炊いたりするのが面倒だからです。写真にありますように、炊きあがったらラップに包んで冷凍します。電子レンジで再加熱することを考慮して、平べったくしておくと、満遍なく加熱されます。三合で6個位できます。(腹八文目サイズ)こうしておくと、ご飯を炊くという仕事は週末にだけすればよいのです。食べる前に電子レンジで加熱するだけでご飯がいただけ、私には便利です。また加熱して取り外したサランラップは別の用途に使用しています。例えば魚を調理した時の骨や内臓等の後始末の時に再利用しています。こうするとゴミの扱いがシンプルになります。またゴミを出すまでに時間がたくさんあるときは、魚の内臓等は包んでから、冷凍庫に入れてしまいます。こうすると暑い国で腐敗が早いものは、腐敗臭から部屋を守れます。私の考え方は、食べ物と、ゴミは紙一重で、同じ皿に盛られていたものが、ある瞬間から食べないものとして扱われ始めるポイントがあります。私はなるべく食べ物と同じように扱うことにしています。シンクの三角コーナーも使わず、野菜の皮を剥けばすぐにビニル袋に入れてしまいますから、水に濡れる事もありません。このためゴミ袋から水や、汁が滴り落ちることは全くといっていいほどありません。

鳩(Palma)対策
 Dscn1128.jpg 
              
スレートの空隙に打ち付けた板
 Dscn1129.jpg 
                   
堆積した鳩のふん
 Dscn1131.jpg 
                       
鳩の巣とふん
 Dscn1132.jpg 
                             
鳩のふん
 Dscn1130.jpg 
          
吹き飛んだスレート(空が見えます)

いろいろな問題が見つかりました。と申しますのは、金網の試行取り付けや隙間に板を打ち付ける工事が終わったにも関わらず、毎朝金網の中に6羽位の鳩がバタバタしていました。私は屋根に設けたスレートの波型の山部分から鳩が侵入しているかも知れないことは承知していましたが、ある日作業員リーダがまた大きな問題が見つかった言ってきましたので、二階テラスに設けた梯子に登り屋根裏に首を突っ込んでみると、堆積した「鳩のふん」や「巣の堆積物」が沢山あり、上を見ると、空が見えるではありませんか。長いスレートとスレートが寄り添う頂点には、これら二つのスレートの隙間を覆うため、短い幅のスレートをその上から覆い被せていました。ところがこの短い幅のスレートが6メートルほど吹き飛んで無くなってしまっていました。屋根の横幅は約11mありますから、半分近くが吹き飛んでいた訳です。
 Dscn1133.jpg 
                 
無くなったスレートと隙間
  Dscn1134.jpg
            
無くなったスレートと隙間
破損したスレート部分は多分過去のトルメンタ(竜巻・強風)で飛散したようです。温度変化による収縮・膨張の繰り返しによる劣化か、施工時の損傷も考えられます。既にかなりひびが入っているものも他に見うけられました。飛散部分の補修が必要なので、屋根に上がる作業口を探しましたが、その天井裏の屋根への出口蓋(金属製)は、なぜか南京錠でしっかり施錠されていて、開ける鍵がない!!というのです。「鍵屋を呼ぼう」と頼みましたが、料金が高いから、壊した方が良いということになり、屈強な男を連れてきて幾度も強打して鍵を壊し、やっと屋根に登れた次第です。副塔屋上部分に登ると、スレートの破損を予測してか、補修用のスレートが何枚か置かれていました。取り敢えず飛散したスレートや、副塔屋上の排水口付近に堆積した砂などの除去をお願いしました。スレートを大きなねじ釘で固定している、木製梁を点検したところ、このような状態であったにも関わらず、直接雨水があたらないような位置に設置されていたことが幸いし、腐っていませんでした。これは私達には幸いなことでした。

 Dscn1137.jpg 
          Gido,Javier,Narciso
(副塔上部にて)
 Dscn1140.jpg 
           Gido
、私、Narciso(副塔上部にて)
 Dscn1143.jpg 
          
代替スレート設置作業(Gido,Hugo
 Dscn1144.jpg 
           
代替スレート取付け完成(Gido,Hugo

6枚のスレートを運び込み、穴を開ける位置を決め、開口し結構順調に取り付け作業は進みました。穴の位置決めは、若い彼らは経験が全くありませんから、大きなねじ釘の頭にペンキをつけてマークすればようというので、どのようになるか彼らに任せましたが、うまくゆきませんでした。結局私のやり方が一番効率的でした。(今まで使っていたねじ穴に再度大きなねじ釘を差し込む必要がありましたので、そのことが、位置を決める上で正確さを要求されました。)この日は大学本校で、チャコ戦争(ボリビアとの対戦)で亡くなった学生の慰霊の式典が摂り行われる為、センタ長他関係者は参列のため出かけました。(日本に置き換えると、太平洋戦争学徒出陣で散った学生の慰霊)技術者(JAVIER)と作業員リーダ(NARCISO)も参列のため出かけました。若い二人は作業員リーダを指して、「彼らは大変な仕事から逃げた」というような冗談をとばし笑っていました。スレート(多分、石綿製)は日本でも問題になっている石綿と思われるので、開口時は十分注意するよう指示して行いました。大きなねじ釘を取り外す為の工具(スパナ)がないというので、金物屋に行き中国製(日本製コピーみたいなもの)とブラジル製を比較し結局高価なブラジル製を購入し作業に使いました。彼らも中国製の工具は焼きが甘いのか、直ぐに欠けてしまうようなことを言っていましたから、買物も正解だった様です。

作ったうどん
 Dscn1127.jpg 
               
     作ったうどん
たまには麺類を食べたくなります。今回は蕎麦・乾麺は一つも持って来ませんでした。なぜかというと、そば粉を持ってきたこと、ウドンは自分で作れるという二つの理由です。自分で作ったほうが美味しいです。ただつゆは持ってきていませんし、作ったこともありません。それが課題です。美味しいつゆの作り方を知っている方は是非教えて下さい。一度目で美味しいものが作れるとは思っていません。是非レシピをお願い致します。何回か失敗するうちに美味しい味になると思いますので。最近エンカルナシオンに派遣された同期の方が、日本製・二倍濃縮(ヤマキ)を約800円で手に入れていただきました。日本での販売価格より値が張りますが、広い海を越えてきたとあらば価格アップは仕方ありません。でももう半分使い、終ってしまいそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)