世界三大瀑布「イグアスの滝」 Catarata de Yguazú

カタラタス デル イグアス(Cataratas del Iguazu

10月7日(土)~10月8日(日)に「イグアスの滝」に行ってきました。その幅(長さ)約4km。世界最大の幅があります。
この滝はパラナ川にそそぐイグアス川にありパラグアイ国に滝がある訳ではありません。「イグアス川」はブラジルとアルゼンチンの境を流れています。(滝辺りでは)このため一旦ブラジルに入国する必要があります。
パラグアイ国のシウダ デル エステの街からパラナ川に架かる大きな橋(友情の橋)を渡りブラジルに入国します。そしてフォス デ イグアス(エステの町から8km位)というブラジルの町に入り、その町から25km程でイグアスの滝に着きます。大きなセンタと駐車場が滝の手前にあり、そこから先へは入場料を払い、専用バスに乗って進みます。(日本でいうマイカー規制)
滝は年間一定の水量が流れている訳ではありませんので、訪れる時は水量がポイントになります。今週2日から雨の日が続いたため川も増水し、迫力ある滝を見ることができました。冬期間は渇水のために一時は水量が通常の20%まで落ちてしまったというニュースが流れたことを考えるとラッキーでした。水の色は赤土色を反映した色です。

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センタから滝へ向うバス(2階建て)

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滝付近一帯にに生息する「アライグマ」。「餌をやらないようにと」立て看板がありました。(バス内から撮影)

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バスを降りて先ず目に入るのがこの光景です。写真は滝の一部にしか過ぎません。ここから遊歩道を歩いて上流に向うのです。川に何艘かのボートがみえますがこれも観光用です。(こちらは物凄くスリルがあります)対岸はアルゼンチン国になります。

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水は赤土の土砂を運んでいるので褐色です。

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1999年頃は訪れる人もまばらで入場ゲートも粗末なものでしたし、マイカーでサイトまで来ることができたんです。でも今は立派なセンタもあり、専用バスでしか入場できませんし、観光センタも整備されて一大観光地(世界遺産)となっていました。直ぐ近くには空港もありサンパウロからアスンシオンへ飛ぶ便は降りたって観光客を降ろすという便利さです。(ブラジルの観光政策の一端を見ることができます・・・・・外国人の入場料はブラジル人の倍でした)(話は替わりますが、ブラジル国内の綺麗に整備されゴミのない道路、建物、電柱(装柱も工法どおりきちんとしています)、車等を見ると、川一つ隔てただけで国の中のありようがこの様に極端に違うものかと驚かされました。

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歩道を更に遡りました。

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歩道脇に時々出没するトカゲ

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更に歩道を遡り(遡るに従って景色は最初の地点からだんだん手前に近くなってきます)。時刻は土曜日の午後3時過ぎです。(ブラジルとパラグアイはこの日、時差1時間)

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更に遡ると滝の中ほどに桟橋が作られています。しぶきが凄くて衣服は濡れました。

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桟橋から見た最後の地点の瀑布です。物凄い水量でした。

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最後の瀑布の直ぐ横まで近づけます。

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特徴的くちばしの鳥「ツウカン」。人気があり木彫りや絵などにも数多く登場しシンボル的存在です。巣箱からやっと出てきたところを撮った写真です。

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