ボランティア活動

今年は新年早々、長野県北部、飯山市の豪雪雪掘りボランティアに参加しました。一昨年は新潟県小千谷に震災後の炊出し(400人分のおにぎりと豚汁作り)、昨年は「佐渡トライアスロン」競技ボランティアに参加。これらは全て総務部長の呼掛けによるものでしたが、貴重な体験をさせていただきました。ここパラグアイの仕事も「シニア海外ボランティア」といいます。「ボランティア」に参加することがこのところ多かったと思います。小千谷の震災では家屋倒壊等悲惨な状況をこの眼で見て、非常なショックを受けました。昼時になると誰もいなかった学校のグランドに、鍋を抱えた被災者の皆さんが集まって来て、作った豚汁やおにぎりを食べていただきました。「頑張って下さい」と言うのが精一杯の私でした。息子たちにもこの悲惨な状況を一目見てもらいたいと強く思いました。というのも人生観が変るほどのショックでしたから。飯山の雪堀ボランティアでも、「いったいどこから手を付けるべきか」呆然としました。家のまわり全体が雪の壁で、掘っても掘っても白い雪だけなのです。年を重ねた自分がここで一人で暮していたら、どうなっていただろうか・・・なすすべもない  と思いました。ボランティアに助けていただいた体験がない方は、実感が沸いてこないでしょうが、ボランティア活動に参加し困った人達の状況をつぶさに見ることも意義があると思います。
今年一年ブログを読んで頂きありがとうございました。来年もよろしくお願い申しあげます。

私が家を留守にしている間、私達ファミリーに新しい仲間が一人増えました。こんな遠くに暮らしているので、何もしてあげれなくて残念です。 また私が留守のため寂しがっている愛犬チェリー嬢の近況も紹介します。


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長野はすっかり冬到来で、また寒い日々が始まりました。
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パラグアイのアサードが美味しいとか言ってるらしいじゃない!なんだかパラグアイの味に慣れたんだって?早く帰ってきてよー!!どっちが大事なのー??
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新しい仲間です。お母さんの大変さも知らずに・・・・・元気なようです。(生後2週)

夏の風物詩

夏の風物詩とクリスマスグッズ
町のあちこちでこのように浮き輪や簡易プールがいろ鮮やかな状態で売られています。内山田ホテルの近くにはありませんがやっと2ヶ所の写真を撮ってきました。
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歩道上で売られるプール用品
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店が店を呼び同業が集まります。
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とにかく人目を引くような、目立つ様相にして売ります。
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クリスマスの飾り付け用品
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玄関前にキリスト誕生の場面を作るための馬小屋です。
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馬小屋前を飾る動物達の焼き物です。これらを使って家の入り口や会社の入り口付近に、場面を再現するようなシーンを作ります。 

センタのアサードの会

1222日(金)
センタで今年一年の労をねぎらうアサードの会が木蔭で行われました。(私が勝手に名付けました・仕事納めか忘年会のほうが正しいかも知れません)
ブランコさん(元アスンシオン大学工学部長)の計らいで肉を買って頂いたと聞き、私達ボランティア4名も、ただでは参加できないと急遽お金を集めて渡しました。

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アサード(肉を焼くベテランが二名来ていました。):この肉を見て美味しいと思ったり早く食べたいと思うようになれば、すっかりパラグアイの生活にとけこんでいることになります。(この日の肉は私にとっても最近になく美味しいものでした。)塩味加減といい焼き具合といい申し分ありませんでした。・・残念なのはコレステロール値が気になって沢山食べれないのが辛いです・・。
炭の火加減を調整し時間をかけて肉の中の油を落としながらじっくり焼くと、このようにうまく焼けるのです。この焼く仕事は誰でも出来るものではありません。ベテランの方が2時間くらい掛けてじっくりと焼上げたものです。
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センタの皆さん(女性はセンタ長の秘書 カルメンさん)
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セニョールの皿に盛られた大きな肉片を見てください。
今年のセンタは、新たなボランティア3名が着任し先輩ボランティア4名がセンタを去ったことです。特徴的なことはSDHセミナ、ADSLセミナが外国から研修生を集めて開催されました。悲しい出来事として、アスンシオン大学副工学部長さんが40代の若さで病気がもとで、センタ長のルイスさんの息子さんが10代前半の年齢も関らず病気でともに亡くなられるという悲しい出来事もありました。(ルイスさんも皆さんに挨拶するなかでこのことに触れられて言葉が詰まる場面がありました)
鳩対策として、金網を設置して建物が汚されることを防ぐ工事もメンテナンスの皆さんの協力を得て行われ、講堂の屋根の瓦補修工事も実施されました。

Cisco CCNA証書授与式

1221日(木)実施
CCNA
研修は2004年からセンタで開始されたそうです。終了証書授与式は今まで実施してなかったためこの程実施されました。アスンシオン大学副学長、電子工学部長出席のもとで修了生に証書が渡されました。(約60名の終了生に通知したそうですが出席者は少なかったと思います)
終了後生徒の中にアルパを弾く方がいて3曲演奏していただきました。その模様も撮りました。

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式典開始前
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Ing.Ruiz
 氏挨拶
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証書授与
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大学関係者(Ing.Ruiz、大学副学長、工学部長 Ing.DellavedobaIng.Banco氏)
修了生によるアルパ演奏
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アルパ演奏(講堂) 

Villeta  その1

Villetaに行ってきました。 2006.12.17(日)

距離はわかりません。(大きな町ではない)途中の乗り換えポイントからNueva Italiaまでは17km位です。
バス:内山田ホテルから27番のバスに乗り スーパーPueblo前でVILLETA行きのバスに乗り換え
往路(17日): 8:30Asuncion  ⇒ 9:45 Villeta
復路(17日):    11:45Villeta⇒ 12:00着 乗り換えポイント 12:50⇒ Nueva Italia 13:15 着 発13:40 14:50  Asuncion(スーパーPueblo前)
とにかくこの日も暑い1日でしたからVilletaの村を傘をさしながら歩きました。
Villeta
はパラグアイ川に接しているため、川の近くには船による運搬を行った跡や現在も行っているであろうと思う施設がありました。

≡≡≡≡≡ Villeta ≡≡≡≡≡
バスターミナルがあると思って何時までもバスに乗っていたら、教会を過ぎてしまいさらにパラグアイ川を背にしてどんどん川から遠ざかり始めたので慌ててバスを降りました。



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国営セメント工場
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大きなセメント貯蔵タンク。
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村の道路
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教会
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サッカー
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サッカーグランド脇のトバティの花
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Municipalidad
 de Villeta
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Plaza
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Plaza
(正面)
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昼食を食べた食堂
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昼食のサンドイッチ
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食堂の店の中庭(食堂経営者の住空間:許可をもらって撮りました。ハンモックが見えます)

Villeta その2

≡≡≡≡≡ Villeta ≡≡≡≡≡
地図を見るとVilletaRio Paraguayの辺にあるので、川の様子を一目見ようと暑いにもかかわらず傘をさして歩いて行ってみました。川はなんてこともなかったですが、川に入っている数頭の牛を見つけた時は驚きました。誰に教わった訳でもありませんが、牛もとうとうこの暑さは我慢ができず、川につかっていたんだと思います。



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Rio
 Paraguay
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Rio
 Paraguay
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川で水浴びする牛
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木蔭に涼を求めたり、川に涼を求める牛
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大きな貯蔵タンク
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廃屋 ?川辺には過去に使われた大きな建物が残っていました。

Nueva Italia

Nueva Italia
……………
 Nueva Italia 
……………
暑いので帰りたかったのですが地図をみていると、Nueva Italia(イタリア)という村の名前が気になりその村にも寄っていくことに決めました。バスの運転手に乗り換え場所に着いたら降ろしてくれるよう頼んでおきました。乗り換え場所では今日は日曜日ということもあって、Nueva Italia行きのバス本数は1時間に一本位しか走っていないというのです。ここで何分待っているか周りの人に尋ねると既に35分は待っているということでした。暫くすると小さなバスが来ましたが本数が少ないためか満員でした。乗り込んだ人もいましたが(混雑したバス内で盗難に遭う事例を思い出し)次のは大きいのが来るという人がいたので再び待ちました。大きいのは来ることは来ましたが席は一杯で立つしかありませんでした。一緒に待っていた方が運転手に「この人はNueva Italiaで降りるんだからお願い」みたいなことを伝えてくれていました。バスは更に先の村に行くバスでしたので途中で助手に「セニョール」と呼ばれ、他の客にも背中を押される様にしてバスを降りました。



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主要道路 (中央分離帯にも木蔭を作り、道路路側帯にも木蔭を作って市民が暑さを避けて歩けるよう木が植えられています)道路上の赤土は雨水やタイヤに付着してまわりから運んできたものです。
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主要道路の中央分離帯(ここもやはり木蔭を多くして歩行者が直射日光を避けて歩けるよう工夫されています)
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バス (木蔭で憩う家族)
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教会(正面)
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教会
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教会 (木蔭を作る場所には必ずベンチが置かれています)
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トバティの花(黄色)
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トバティの花
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Municipalidad
 de Nueva Italia
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警察署
横断幕は警察署とは関係がありません。「新年のパーティ」と書かれ、新年をデスコテカで迎える企画を宣伝しています。ドリンクは内容によって金額が異なりますが、歌い手のライブがあり、一晩中輸送はサービス(自宅に送る?)、最後に開催場所が書かれています。パラグアイにはまだ新聞折込広告は無いと思います。(新聞紙上での広告はあります)この国では一般市民に訴求する方法としてはこのような横断幕を使って、スーパーの安売り、大学の行事や何かの企画を訴求することが日常なので、至る所に横断幕を見ることができます。このため電柱には残されたロープが幾重にも巻きつけられた状態だったり、時々横断幕のロープが低く垂れ下っていて危険な状態も目にします。

YAGARON その1

YAGARON その1
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YAGARON
に行ってきました。 2006.12.16(土)
Asuncion
からの距離:48km
バス:内山田ホテルから27番のバスで、 スーパーPueblo前でPARAGUARY行きのバスに乗り換えYagaronの丘の近くで下車。

往路(16日): 9:00 Asuncion  ⇒ 10:15 Yagaron
復路(16日):  13:50 Yagaron⇒ 15:00  Asuncion(スーパーPueblo前)
Yagaron
に何故行ったか?それは眺望のよさそううな丘がありそこに十字架が見えたからです。この日はとてもとーても暑い日でした。全身汗だく、ガソリンスタンドで道を尋ねると「隣で水を売っているから持って行った方が良い」と最後にアドバイスをうけました。バスの助手に「丘に登りたいので、登り口に近いところで降ろして下さい」と頼んでおいたのも効を奏しました。
***** Cerro Yagaron *****


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丘を見て  十字架がトラックの向って左側の丘の上に見えます。
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巨大な岩  十字架がはっきりと見えます。
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ガソリンスタンド:道を尋ね、水とサンドイッチを買い、帰りに再度寄ってコーラやサンドイッチを再び買い求めここで食べました。皆さん親切にしてくださいました。
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白い構築物が登山道を示しています。
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最初に登りつめた地点からの眺め (西の方角)
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南側の頂きからの眺め
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私がバスを降りて歩いたアスファルト道路が見えます。
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丘の上の十字架
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丘の上からの眺め(牧場など) 眼下のアスファルト道路を先のT字交差点でバスを降りて歩いてきたのです。
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Yagaron
の村
登山道には目印の白い構築物があり判り易かったです。また十字架の位置と方向がわかっていたことも幸いしました。

YAGARON その2

YAGARON その2
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丘からの眺望です。


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南方向の眺望 :雲がかかってしまい明暗が分かれています。
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南方向の眺望
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丘の岩肌と眺望
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南方向の眺望   雲がなんとも言えない形をしています。
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南方向の眺望(牧場など)

YAGARON その3

YAGARON その3
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Cerro
 Yagaron
Cerro
を歩いていると乾燥した牛の糞がところどころにあるので私は不思議に思いました。私が登ってきた登山道に牛が迷い込んで登ってたのかもしれないとか、険しい岩だけの登山道をよくも登ったものだ。野生化した牛がいるに違いない。私がここにいる間は出てきて欲しくないなんてこと考えながら、Cerroの反対側の景色も折角ここまで来たからには見て帰らねばと一人決意し山道を歩き始めました。そしたら畑が見えてくるではありませんか。しかもそこに二頭の牛がいました。景色どころではありません。住居は見つかりませんでしたがどなたかが立派に耕していたのです。

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牛二頭が暑さのためヤシの木蔭に頭部分を隠しています。
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サツマイモのツル に見えました。
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マンジョウカ です。
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サトウキビ 畑
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岩場に巣食う鳥 (鷹の仲間か)
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眺望  (緑豊かなことがわかります)