帰国準備(企画庁挨拶)

2月29日(金)
今日は帰国のための挨拶等を一日中行う日です。
先ず午前中、パラグアイ企画庁、次に日本大使館、午後はJICAオフィスで帰国報告会、夜は親睦会の歓送迎会が私達幹事の主催で行われます。
企画庁では大臣が特別に出席されました。就任間もない方なので、日本のシニア海外ボランティアの活動についても知りたいという意向を示されてのことと伺いました。
私達メンバは一人づつスペイン語で氏名、指導科目、配属先を述べ、御礼やコメントを一言付け加えました。
私は仕事の説明は難しいので(スペイン語)「毎週末、町や村を訪問し、今のところ合計117になりました。今ではパラグアイのことをよく知っています」ということを付け加えました。その一言により、大臣や周りにいた事務員、秘書の皆さんから驚きの声と拍手が沸き起こりました。
大臣は私にむかって「あなたは我々よりもパラグアイを知っているんじゃないですか」とコメントされました。
企画庁での写真を紹介します。
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大臣から直接感謝状を頂きました。
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感謝状
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感謝の品(鉛筆たて)

パラグアイ川(Rio Paraguay)

2月23日(土)
Benjamin Aceval と Cerrito の行き帰り レマンソ橋(Puente Remanso 訳:よどみ 流れのゆるい場所) を渡りました。以前紹介したようにRio Paraguayは一時期渇水のため水位が低下しましたが、その後ボリビア国で水害が発生するような大雨が降ったので、水位は上昇していました。
この日は今までに見たことがない沢山の水草が、川面に浮かんでゆっくりと流れていました。 DSCN4043-R2.jpg
水草が沢山流れています
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かなり大きな塊もあります
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ゆっくりした川面を船が遡っています

Benjamin Aceval

2月23日(土)

天気は曇り。今夜はお世話になっている内山田さんの長男の方がご結婚されるので招待を受けています。時間は夜8時からここのホテルのテニスコートで行われます。今週は火曜日以降雨が降ったりして天気が良くありません。それなので雨が降るのではと心配しましたが、どうも天気はもちそうなので安心しました。

夜まで時間があるので、チャコ地方の入り口のVilla Halles の先約10kmに小さな村があるようなので行ってみることにしました。

往路
Asuncion 8:05発 ⇒ 9:05着 Villa Halles 9:10発 ⇒ 9:30着 Benjamin Aceval 10:30発 ⇒ 10:38着 Cerrito

復路
Cerrito 11:00発 ⇒ 12:30着 Asuncion (EE.UU通り下車)

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ここはVilla Hallesです。ここを右に曲がって進むと突き当たりにパラグアイ川が横たわっていて、近くにはVilla Hallesの県庁があります。またここを真っ直ぐ進むと、チャコ地方のフィラデルフィア、更には隣国ボリビアにのびています。
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標識
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教会
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教会隣の小学校
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Municipalidad de Benjamin Aceval :電線に植物が繁茂しています。
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Museo
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民家の庭にあった立派な花の棚(家の人がいないと思ったら写真に写っていました。話を聞いてくれば良かったです。多分ご自慢の花のようですから、苦労話・自慢話が聞けた筈です)
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村内の通り
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Pajaで葺いた屋根の家
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テレレをしていたおじさん。私が目の前のバス停に行こうとしたら呼止められました。このおじさんと話をして、私は次の村にも足を延ばすことにしました。
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ルータを歩く牛
非常に危険ですが誰も騒ぎません。牛にぶつかっても運転してる人が注意していないから・・ということになってるようです。

Cerrito

Benjamin Acevalの次はCerritoに向かいました。Cerrito村はすぐ近くにあり、軍の施設が目につきました。

往路
Benjamin Aceval 10:30発 ⇒ 10:38着 Cerrito

復路
Cerrito 11:00発 ⇒ 12:30着 Asuncion (EE.UU通り下車)

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バスを降りた場所。両側に軍の施設がありました。
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建物は軍の人たちの家です。今日は土曜日なので掃除をしてる人たちがたくさんいました。
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教会
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木造の家
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羊 アスンシオン近郊では珍しい
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ルータの両側にあったバス停。コンクリート製でした。
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軍関係の施設
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馬具を売る店(バスの車内から)。この店は多分Villa Hallesにあったと思います。

黄熱病 の発生

サン ロレンソの町で2月14日 黄熱病が発生しました。40年振りのことだそうです。
昨日職場に行っても、新学期のはずの高校も静まりかえって先生がいるだけでした。

職場の方の説明では、感染した市民のなかで亡くなった人は8名と話していました。

今朝火曜日、朝7時10分頃出勤のために道路に出たら、すぐ目の前にある厚生省の建物の一区画を、市民が取り囲むように列をなしていました。
ワクチン接種を受けるために集まった皆さんです。
昨夕も機動隊まで動員されて来ていましたから、此処数日はこのような状態が続くと思います。

職場ではカウンターパートの皆さん達が、これからワクチン接種にゆくと言って出かけて行きました。

ちなみに私は日本を出発する前に接種をうけました。
各種の予防接種の中でもこれは一番最後に接種するものだったはずです。他の接種を終えた後になるので、東京での研修中は接種に行けませんから、長野に戻って、他の接種を済ませ、期間を確保して接種しました。
ただ長野近辺にないことを知らず、インターネットで調べてみて県内には何処にもないことが判って、土曜日早朝新幹線に乗って東京へ、東海道本線で横浜まで、地下鉄みなとみらい・・・横浜検疫所まで行って接種してきました。
滅多に経験しないようなことだったので、よく覚えています。
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厚生省の建物
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接種に集まった市民
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「ペティロッシ通り」はかなり坂の上まで列が続きました。
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善良な市民の皆様なので、混乱もありません。

日本もかってはそうでしたし、いまだに先進国と言われてもポイ捨ては絶えません。こちらアスンシオン近郊も家庭ゴミを含め、空き地に捨てられているゴミが沢山あります。
ですから予防接種と併行して環境整備を実施し、バスやマイカーからのポイ捨てを無くす努力も必要です。

Paraguariに再び

2月17日(日)
今日は朝方3時までパソコンに向かっていましたから遅くまで寝ていたかったんですが、おなかを冷やしたらしく、トイレに駆け込みました。朝食を済ませても、おなかが落ち着きません。
そうこうしていると、電話が鳴って「休日でビジャ アジェスに行きたいが どうやっていくの?」という問い合わせの電話。
他に見所のある場所があるかと尋ねられ、電話口で説明しても、外国ゆえ本当にたどり着けるか心配になってきました。
ということで結局私も行くしかない・・。
暑い日でしたが、お腹の事もあって最初は昼食も水も、摂れなくて見ているだけでした。仕方ありません。
出かけた時間が遅かったんで、地面の照り返しが強く、一番気温が高くなる時間に道路を歩くということになりましたので、木陰で休んでいる各家の住民は、口々に「暑いでしょう」と声をかけてきました。
私は二回目の訪問なので写真撮影にも力が入らず、数枚撮っただけでした。

Asuncion 10:35 ⇒ 12:35 Paraguari 14:50 ⇒ 17:10 Asuncion (帰りのバスはエンジンの調子が最悪で自転車並みのスピードしか出なくて、結局ITAで後発のバスに乗り換えさせられました。唯一慰めは丘からの景色と綺麗なお店でのドリンクやアイスクリームだったようです。)

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Cerro Pelon(oにアクセント)からの眺め
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丘の上の地面は直射日光でかなりやけていました。
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Paraguariの町並み

食料品直売市(Agroshopping)

秋の味覚を求めてAgroshoppingに先週と今週買い物に行きました。場所はマリスカル ロペスショッピングモールの中にある駐車場で毎週火曜日行われます。(夜9時頃まで)
日本でもおなじみの野菜や果物が並んでいてしかも新鮮です。日本人移住者がいろいろな野菜をこの国の食卓に持ち込んだと聞きました。
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大好物です。ボイルして食べていますが一人なので食べ過ぎて胃をこわしてはいけませんから、フロントの皆さんや運転手さんにも差上げますが、皆さんにもとても好評です。
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スイカも一人では食べきれませんから、部屋を毎日掃除していただく4人のおばさん達に差上げて喜ばれております。
メロンも日本では古い品種ですが、私はこのタイプが好きなので買いました。
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キュウリはここで買うのが一番新鮮です。
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オクラです。今が一番食べごろ
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肉屋さん。主に加工品を売っています。私は一人なので、100gしか買いませんが、ここではご迷惑をかけるような分量です。
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肉屋さん。
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ネギ、レタス
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赤カブ
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中国系か韓国系のパン屋さん。日本でもおなじみの形や味のものがあります。
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ブドウ、りんごなど、アルゼンチンやチリからはいってきます。
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チーズ
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アスパラがありました。ヌエバイタリアという村で作られているそうです。私も買いました。売ってる方の両親が0.5Haで作っていると聞きました。「お金になるでしょう」と尋ねたらにこやかに笑っていましたから、まだ生産者が少ないようなので良い収入をもたらしているかも知れません。
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冬瓜、キャベツ
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アップルマンゴ 果肉が厚くて美味しいです。今が食べ時です。(日本の宮崎県産と比べるとただみたいな値段かも知れません)
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ナシ
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栗はブラジル産
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蜂蜜
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パイナップル、メロン、バナナ

Restaurante Mburicao

二月上旬、我が家に招待した友人とその友人に数ヶ月ぶりに会いました。
主婦である二人は、クリスマスや年末年始は多忙だったと思います。それらの繁忙からやっと抜け出したのか、元気で暮らしていましたか?ということで、久しぶりに食事をしようということになりました。
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このレストランは初めてです。(あとでホテルの運転手やフロントのアゲダさんに聞いたら、(経営者はブラジル人とのこと)このレストランはこちらでは高級なんだそうです。そのせいかメニュー内容や値段は他所より高いものばかりでした)
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Myriam、Lujanさん(Lujanさんは昨年ある部署に異動になり数人の部下がいるので仕事も大変なようです。)

料理とデザートを紹介します
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TRENZA ED PECHUGA DE POLLO GRILLADO(鶏肉料理)
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ROQUIS DE PAPA GRATINADAS AL GRUYERE(グラタン料理)
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TILAPIA GRILLADA CON PAPITAS DORADAS,ENS(魚料理)
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PLATO DE FRUTAS FRESCAS Y SORVETTE
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ROMANTICOS PROFITEROLES
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TRUFA GIGANTE DE CHOCOLATE Y HELADO

皆さんとこうして食事しながら話ができるのも、あと一回か二回くらいでしょうか。

Copacoの研修生

こちらの電話会社では毎年700人から1000人位採用していると聞きました。
毎年その人たちのために研修が行われていますがどのような内容かはわかりません。
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左の二人はかっての仕事の同僚、Amado、Pesoaの両氏
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私も一緒に
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今年の新入社員。今回は首都アスンシオン近郊の皆さんばかりだそうです。
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写真を見る限り、どういう採用基準(年齢)かと考えてしまいます。
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研修内容・方法は日本と比べ大きな差があると思います。教科書も無ければ安全教育もなされていないのではと想像します。こまかな消耗品等は私が準備してあげるしかありません。

光ファイバ研修 1

センタにある工業高校の校長先生カルロス ロハスさんから以前、スペイン語が少し話せるんだから生徒に光ファイバを教えてくれないかと持ちかけられていました。ファイバ心線や他の工具など必要な物品を揃え、Oscarさん、Cesarさんに前々から教えてきたので彼等とも協力して2月11日~2月14日まで実施しました。
生徒達は来週から新学期が始まるので今は休暇期間です。(それなので制服を着てません)
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Acosta先生(右)と生徒:Eduardo,Juan Maria,Juan Jose,Derlys,Federico,Felipe(左から)
El profesor Acosta le gusta contar un chiste para mi.
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日本の状況について説明
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後部左からDerlys,Juan Jose,Juan Maria,Federico,Eduardo,Felipe,とOscar先生(操作中の方)
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説明を聞く生徒
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Cesarさん(右)と生徒
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Enriqueさん(真ん中)
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終了証を全員に。