サン ロレンソの町で2月14日 黄熱病が発生しました。40年振りのことだそうです。
昨日職場に行っても、新学期のはずの高校も静まりかえって先生がいるだけでした。
職場の方の説明では、感染した市民のなかで亡くなった人は8名と話していました。
今朝火曜日、朝7時10分頃出勤のために道路に出たら、すぐ目の前にある厚生省の建物の一区画を、市民が取り囲むように列をなしていました。
ワクチン接種を受けるために集まった皆さんです。
昨夕も機動隊まで動員されて来ていましたから、此処数日はこのような状態が続くと思います。
職場ではカウンターパートの皆さん達が、これからワクチン接種にゆくと言って出かけて行きました。
ちなみに私は日本を出発する前に接種をうけました。
各種の予防接種の中でもこれは一番最後に接種するものだったはずです。他の接種を終えた後になるので、東京での研修中は接種に行けませんから、長野に戻って、他の接種を済ませ、期間を確保して接種しました。
ただ長野近辺にないことを知らず、インターネットで調べてみて県内には何処にもないことが判って、土曜日早朝新幹線に乗って東京へ、東海道本線で横浜まで、地下鉄みなとみらい・・・横浜検疫所まで行って接種してきました。
滅多に経験しないようなことだったので、よく覚えています。
厚生省の建物
接種に集まった市民
「ペティロッシ通り」はかなり坂の上まで列が続きました。
善良な市民の皆様なので、混乱もありません。
日本もかってはそうでしたし、いまだに先進国と言われてもポイ捨ては絶えません。こちらアスンシオン近郊も家庭ゴミを含め、空き地に捨てられているゴミが沢山あります。
ですから予防接種と併行して環境整備を実施し、バスやマイカーからのポイ捨てを無くす努力も必要です。