二週連続で週末休養

825日(土)~826日(日)
金曜日には35℃までになった最高気温が、土曜日には17℃になり、日曜日の今日も小雨が降っています。私は先週から風邪気味で仕事を休むにはいたりませんでしたが、三日薬を飲みました。初期のうちに薬を飲んで早めに休んだことが幸いしました。
今日の雨は春雨のように感じます。木々がこの雨によって春を感じ、芽吹きを早めることでしょう。
今月は雨が少なく、チャコ地方は干ばつに見舞われているんだそうです。冬は乾季のため普段から雨量は少なくなりますので。
出かけることもできませんから、ご飯を炊いておにぎりを作って冷凍、餃子も作り冷凍しました。こうしておくと日々食事の準備が楽になり手間が省けます。
幾つか手がけていた絵を修正したり、ブログ投稿作業やボランティア等で組織する親睦会の次号会誌発行に向け、原稿等整理して二日間を過ごしました。


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内山田19階から:冬の寒さが厳しかったせいか、先週の気温上昇によってあちらこちらでラパチョが咲いています。
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内山田19階から
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内山田19階から:川の向うはアルゼンチン領
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内山田19階から:
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内山田19階から:しとしと雨が降っています。ラパチもいたるところで咲いています。
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内山田19階から
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時間を見つけては少しずつ書き上げていた絵です。(鉛筆書き)スキャナーでなく、デジタルカメラで三脚なしで撮りましたから絵がゆがんでいます。
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ピラールの教会建物(背後から)
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職場近くの道路で:果物を売っている馬車
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パラグアイの特徴あるものを拾い集めました。
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Campo
のココの木(私にはバスの中から見ているとこのように見えるときがあります)
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井戸のある庭
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餃子の皮は売っているんですが、生憎日曜日は閉店で買えません。確認する前に肉を解凍してしまい、仕方なく皮も作ることになってしまい、ヤレヤレでした。でもうどんを作る要領で何とかできました。こんなことは二年間で一回だけです。
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合挽き肉ではなくて、豚肉でしかも挽肉ではなく小さく切ってあるだけのものですから野菜と肉が満遍なく混ざり、包まれるということにはなりません。
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家で餃子を作るときは包むのだけはよく手伝わされたのでお手のものです。数えたら50近くになりました。まだ風邪っぽいのによく作ったもんだと終わってから感心しました。夕食に食べる分以外は全て冷凍しました。これで時々楽しめそうです。

Planta Externa y Telecomunicaciones

824日(金)
Luis Orue
さんが担当していた「Planta Externa y Telecomunicaciones」の講義(30時間)が終了し工学部長がお見えになりました。


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この日はファイバの融着接続を学んでいます。
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白いシャツを着ている方が先生のLuis Orueさんです。仕事柄私はオルエさんとも打合せを行い実習を支援しています。
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普段は見たり触れたりする機会はありません。
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若い皆さんは理論もさることながら技術を身に着けて即戦力になり仕事を得たいという意識も強い気がします。
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最後は工学部長(Decano)さんと秘書、生徒達を一緒に写真に収めました。

Dia del Folklore 1

822日(水)
工業高校(IPT)で「Dia deFolklore」のイベントが行われました。35歳の校長先生「CARLOS ROJAS」(DIRECTOR DEL BACHILLERATO TECNICO)さんから声がかかりましたので見てきました。廊下の踊り場を急ごしらえのステージ、中庭が観客席というオープンな設定で行われ、生徒の熱演を見た後、教室内の飾りつけ、生徒と親御さんが作った伝統料理などを見たり食べたりしながら、各クラスをまわりました。その模様を紹介します。
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各教室にはそれぞれ生徒が伝統的な衣装、楽器、手芸品などをデコレーションし、女生徒は伝統的衣装を身にまといこの日を楽しみました。


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伝統的食べ物:Sopa ParaguayaCipaguazu
Sopa
 ParaguayaHarina de maiz(トウモロコシの粉)、卵、牛乳、チーズ、バター(少々)、タマネギを油で炒めたものを使って焼き上げます。(塩味)

Chipaguazu
はほぼ同じ材料ですが、Harina de maizは使わず、Choclo(トウモロコシ)をそのまま使います。その点が異なります。私はChipaguazの方が好きです。
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布を使うことは非常に上手いです。
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国旗の色もこのような使い方があります。焼き物は素焼きが多いです。
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ニュアンドウティやアオポイ、楽器、衣装を展示しています。国旗のカラーが洋服の色になるんです。
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ステージで行われた演目を紹介します。
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司会は先生と生徒でおこなわれました。
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ポンチョを着てギター演奏
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彼はガラニー語で歌を歌いました。歌詞やリズムが面白いので笑いが起こりました。
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彼はギターも歌も上手でした。
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二番目はキャスト5名程で、短い劇を発表して笑いを誘っていました。

Dia del Folklore 2

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三番目は歌と踊り
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ステージに出演した生徒はほんのわずかで、多くの生徒は観客です。
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校舎と校舎の間に設けられている空間を利用して行われました。
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ステージに早代わりしたのは、ローカの踊り場です。前列白髪の方が若干35歳の校長先生です。
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歌の披露
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男子生徒はポンチョをまとって
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Dia del Folklore 3

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伝統的ダンスに取り組みました。
男性の腰に巻かれたものは帯:Faja、マフラ:Panoleta(nはエニエ)、帽子:Sombrero piri
女性の衣装は、上着がTypoi、スカートはPollera de Danza というそうです。

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帯:Faja、マフラ:Panoleta(nはエニエ)、帽子:Sombrero piriを身に着けて歌を歌いました。
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縦笛の合奏

Dia del Folklore 4

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最後は高校生ですから賑やかに楽器だけの演奏です。
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ステージの最後は先生も伝統的な衣装に身を包んで挨拶されました。
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ステージのあとは、各教室をまわって見て歩きました。生徒達もそれぞれ作られた伝統的料理に舌鼓をうちました。
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Sopa
 ParaguayaChipaguazuuにアクセント)という食べ物です。。これら二つの違いは、トウモロコシを粉に挽いたものを使うか、トウモロコシをそのまま使うかの違いです。他の材料として、卵、牛乳、チーズ、バター(少々)、タマネギを油で炒めたものをを使います。私は今年6月にSan Juan Bautistaの祭りで食べたChipaguazuは忘れられません。一緒に行ったパラグアイの友人でさえ、これは美味しいと目を丸くした位ですから。焼きたてで熱熱だったこと、なかのトウモロコシの実の食感がなんとも言えず、塩加減も絶妙でした。今までは好んで食べたことはありませんでしたがこのときだけは違いました。
主婦は自宅で行う誕生パーティなどに腕をふるうようです。
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特産のギター、アルパを展示
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アルマジロ、羊の毛皮、馬車の御者が使うムチなど。
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布に描かれた絵がなんとも長閑でパラグアイを表現しています。
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Clerico
oにアクセント):白ワインのフルーツポンチ(丸いガラスの器)もテーブルにありました。
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教室に火鉢を持ち込んで「Mbeyu」を焼いています。
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Mbeyu
(ベジュ):アルミドン(澱粉)にトウモロコシの粉と水と塩(味付け)を加えて混ぜ焼いたもの。どの教室でも私達に食べてもらおうと、料理を小皿に盛って差し出してくれました。
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Dia del Folklore 5



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電気コテで焼き付けた動物の木彫品も素朴な味わいです。
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BoriBori
Con Pollo)を皿に盛り付けています。
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BoriBori
Con Pollo):今回は鶏肉と煮たものです。鶏肉以外の肉も使うそうです。丸い玉はHarina(粉)を丸めたものですが、多分トウモロコシの粉だと思います。
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左から二番目の方は校長先生の秘書の方です。
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Batiburrillo
:日本のモツ煮と同じで牛の内臓を小さく切ったものを煮込みます。これは私のブログで今年の6月に「San Juan Bautista」の祭りでも紹介しましたが、この町がこの料理で有名のようです。ほかに「Mondongo」ともいうようですが辞書には双方とも記載されていました。味は塩味が一般的なようです。
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教室内に火鉢を持ち込んでの料理です。多分親御さんがフォローしていたんだと思いますがどなたが先生で、どなたが親御さんだか全くわからない状況です。
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ARPA(
アルパ)
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舌鼓をうつ男子生徒達。学校の生徒達は総じて品行方正のようです。でも問題があると退学したり転校したりすることもあるようですが詳細はわかりません。

Guidoさん誕生日

Guidoさんの誕生日などで焼肉をするから寄付を!というのでみんなで気持ちだけ寄付をしました。誕生日は820日(月)ですが焼肉は21日(火)に行いました。CHORISO(豚肉のもの)を炭火で時間を掛けてじっくり焼き上げたものです。少しだけ頂きました。


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週末悪天候と風邪

818日(土)~819日(日)
悪天候でどこにも出かけず、しかも先週11日(土)~15日(水・祝日)の移動距離は1240kmになります。これで体も疲れ、バスの中で居眠りした事などが重なって風邪をひいたようです。週末は薬を飲んで寝ていました。


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一日中霧雨が舞う土曜日(18日)
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日曜日(19日)も気温が低く一日小雨の降る天気。

今日は水曜日(22日夜1040分)ですが、まだ完璧ではありません。昨夜も喉が痛み汗をかいて二回も起きてしまいました。今が私にとって一番いやな時期です。今朝は12℃と寒かったんですが、日中には29℃まであがりました。外で薄着になっても部屋の中は冷えていて寒く要注意です。
昨年も今頃ダメージを受けて寝込みました。今はきちんと休み、ブログ投稿の夜更かしは禁物です。

25 de Diciembre 1

815日(水) 祝日(アスンシオン市設立記念日)
距離:Asuncion25 de Diciembre 120km)(ルータ3号)
往路(15日): 9:00 Asuncion(ターミナル)発  ⇒ 12:00 25 de Diciembre  
復路(15日): 25 de Diciembre 14:15 発  16:00 着(EXPO前) 発  16:30 Hotel

今日は祝日(アスンシオン市設立記念日)、日本は奇しくも終戦記念日です。昨日から春一番が吹荒れて赤道方面から暖かい風が吹き込み、砂塵が舞い上がり砂埃が凄かったです。祝日で部屋にいても窮屈なので、日帰り可能な村に出掛けました。バスターミナルにさえ行けば、どこかの会社が9時発のダイヤを運行するだろうと考え、窓口に行くと、私の行きたい村の手前の村までしか行かないという説明です。他の会社の運行時間を尋ねても知らない一点張り。ここでは他の会社の運行時間は全くわからないようです。時刻表も張り出されていません。以前サンタニという会社のバスに乗ったことを思い出してその窓口に行くと、10分後(9時)に発車するからと急いで乗車券を発行してくれました。このバスも前回同様、サンロレンソの町まで行ってからアスンシオン方面に少し戻りルート3号に入ったので、私にとっては約1時間のロスになりましたが仕方ありません。


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バスを降りた場所:ルータ3号に沿った村で集落の規模は非常に小さいです。地形は周りの平原より少し小高くなっているので、人が住みついたような感じがしました。
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教会
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教会正面:小さな村なので教会建物も小さなものです。
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椅子に腰掛けている人や、すれ違う人に私は必ず挨拶をしました。男性であれ、女性であれ皆私に挨拶を返してきました。でも最初は常に「コレアノ」(韓国人)、次は「チノ」(中国人)と言われてしまいます。そういうときには必ず「ハポネス」(日本人)と言い返します。どこの町や村に行っても私の姿を見ると一番先につぶやかれるのは「コレアノ」(韓国人)です。(聞こえてきます)
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教会に隣接したPLAZA:木がまだ小さくてとても憩うという状態ではありません。中心が地形的にくぼんでいるので大雨が降ったら水溜り(池)になってしまう地形です。
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学校
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校舎
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校舎
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学校近くの民家
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バレーボールコート:夕方になると若者達が集まってきて黄昏時を楽しみます。プレーする人・見る人にそれぞれわかれてしまうようです。