ATYRA ATYRA ATYRA ATYRA その5
CHORRO KARUMBEY (チョロロ カルンベイ)を紹介します。
CHORRO KARUMBEY(小規模のため滝とは呼びません):村から3km程郊外の小高い丘の道を進んで下ったその先にありました。(雨が降った後なので道は荒れていました。…・・安全の為、私は時々バイクを降りて歩きました。)大きな岩盤が横たわったようなところに水が集まって流れこのようになっていました。周りにコンクリート製のちょっとしたお堂のようなものがあり、少年に聞きましたらここで亡くなった人のためのものでした。
私達の他にはこの二人連れだけでした。クラーボックスなどを持参していましたので昼食を食べていたようです。乗って来た車が上流の対岸に停まっていました。
大きな石
バイクタタクシー運転手(Jonathan Urrutia ジョナタン ウルウティア):彼の年齢は17歳でサンベルナルディーノにある夜間高校に通っているそうです。若いけどバイクの運転は確かで、雨で運ばれた砂が堆積したところでは尻を振っても何とか切りぬけ、雨水が貯まったぬかるみを避け、進路を巧みに選びながらCHORRO KARUMBEYに向いました。あとどのくらい進めば着くか私にはわからないので、途中下り坂の悪路では私は「引き返そう」と言い出す寸ででした。こんなことが3回位あったと思いますが岩盤が露出した地帯にさしかかり、道路を横切る水の流れを見たときに「着いた」と思いました。流れの向こう側に一台駐車していたので我々の他にも人が来ていることがわかりました。二人連れの方にお願いして写していただきました。
CHORRO上段の流れ
CHORRO上段からCHORROの下段を見て
眺望台建物:向って左側に階段があります。
丘の頂上付近にあった眺望台:近くにある背の高いヤシの木が多少景色の邪魔をしていましたが、遠くまで見渡せて気持ちの良い場所でした。ここは 少年が案内したいと申し出た場所です。敷地内の木蔭では4人くらいでビールを飲んで語らいをしている大人のグループがありました。喉が乾いたので何か飲み物を売っているか尋ねましたが販売はしていませんでした。
眺望台から更に下ったポイントです。村に戻る途中少年は眼下の大きな建物は「セミナリオ」だと教えてくれました。「建物全体が見えるポイントだから」とバイクを止めてくれました。(バイクタクシーは役所の許可が必要で彼の許可番号25は車体に書かれていました。) 舗装されていない粘土質の道路です。坂の状況がおわかりいただけると思います。
マンジョウカの畑:何回かマンジョウカについては食卓の写真で形や色はお見せしましたが、実際はこのような植物なのです。まだ芋を掘っているところを見たことはありません。丈は1m位です。
時間はすでに昼食時間を過ぎていました。少年に食堂に乗りつけてくれるよう頼み、この店先で降ろしてもらいました。悪路にもかかわらず安全に戻ってくることができたのでありがとうといってチップをあげました。彼は「グラシアス」とお礼を言いい、次に私の名前を言い、うまくいえただろ!とニコニコしながらエンジンをふかして去って行きました。
食堂(La Esquina):奥さんもご主人も食べている私を時々見て「どう?満足かい?」という仕草を度々見せました。
食べた昼食:お馴染みトマト・レタスのサラダ、タジャリンと牛肉、パンとコカコーラでした。コカコーラを近頃飲んでいなかったので知らなかったですが、詮を開けてグラスに注ぐと上にシャーベット状の氷が浮くものでした。これが冷たくて美味かったこと!!二本一気飲みでした。