Paloma (鳩 対策)

1月16日

センタに巣食っていた鳩のことは、何回か掲載しました。工事が完了してからその後時々チェックして必要な手直しを施していましたが、帰国まで約二ヶ月となったここにきて、これではまた鳩に汚されてしまう・・という事態を発見し、数年は耐えうる完全な手直しを実施することにしました。
長野にある国宝「善光寺」も鳩には随分と手を焼いてきたのではと思いますが、時々見たその対策方法が役に立ちました。
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先ず電気ドリルで開孔します。そしてプラスチックの製品を用いてネジクギをホールドします。
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作業準備中: スワレスさんに相談した結果、真ん中Cesarさん、右はArnaldoさんの二人が今回作業に従事してくれることになりました。二人とも既に物凄い汗をかいています。
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各教室、実習室のテラスの天井には、屋根裏に入るための入孔口があります。そのところに金網を設置しましたが、屋根裏に置いただけなので、強風によって移動したり、落下してしまい、そこから鳩が侵入していたのです。(当初から鳩が侵入するものとして金網は設置しましたが、固定はしなくて、角材を金網の二辺に取り付けて重石にしていただけでした。)
先ずはドリルで開孔です。狭いところでの作業でしかも暑い日なので、直ぐに汗が吹き出ます。
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頭と肩が入れば一杯で動くのもやっと、という作業スペースです。:ネジクギと金網を針金で固定します。
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空調設備の真上に入孔口があるので、鳩が屋根裏に侵入すると、これら空調設備が長い期間、入孔口から落ちてくる鳩の糞や羽、巣を作るために鳩が運んできた枯れ枝などによって汚染され、フィルターが目詰まりして、空調が機能しなくなってしまいます。センタの人たちはそれを放置してるんです。(着任時そういう状況でした)
あの時からみたら、今は雲泥の違い・・・・とても綺麗になっています。

どのように工事するのか横田の指示が欲しいと言うので、必要な物品の購入を先ずお願いして取り掛かりました。
今日が初日、私の都合で午後二時から開始しましたが夕方までに8個終わりました。
入孔口は全部で28個ありますから順調に進めば、4日で終えることが出来ます。彼らには「コンピュータは5年で更改するが、建物はそういう訳にはゆかない、・・長い年月使うためにはメンテナンスが大切なんだ」という私の思いを伝えました。(暑い中での大変な作業なのでジュース代を気持ち差上げました。)
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1993年に建設された建物ですが、空調用のパイプもこのように断熱材がはがれおちてしまっています。

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