内山田ホテル従業員について
私がお世話になっているホテルは日系人オーナーご夫妻とその息子さん2名、娘さん1名の家族構成です。従業員は本館フロント3名、新館フロント3名(いずれも24時間体制)、運転手1名、メンテナンス1名、レストラン(ウエイター2名、ウエイトレス2名)、厨房(男性2名、女性4名)、寿司担当1名、朝食担当1名、お掃除担当4人(勤続30年2名、21年1名、15年1名)の二十数名の従業員の方々が働いておられます。私は厨房で働く6名以外の方とは話をしたことがあります。
内山田ホテル本館フロント担当の皆さんを紹介します。
Aguedaさん(四十代)
アゲダさんは勤続21年のベテランで、家族は夫と四人の子供さんです。信頼できる仕事をされておられるようです。また、私達に対する挨拶では「いってらっしゃい」、「おかえりなさい」の発音は日本人と間違えるほど上手です。日本語も少し理解されます。友人(女性)が病気で亡くなってから其の子どもさんを(女子)9歳のときから養育しておられます。パラグアイの特徴はこういうケースや養子のケースが非常に多いことです。理由は貧困や子沢山や其の他の理由が挙げられると思いますが、いずれにしても昨今の日本には誠に少なくなった事象だと思います。本人はSan Ignacioの出身で、10人兄弟の7番目と伺いました。
Rossanaさん(三十代)
勤続10年、家族は、夫と二人の子供さん、来年15歳(成人)になる娘さんがいます。本人は4人兄弟の末っ子と伺いました。
Luisaさん(十代)
大学受験生…独身。物静かな感じの方です。出身地はラ コルメナ(日本人移住地でもあります)で、お父さんは農業、お母さんは主婦業。お兄さん4人とお姉さん5人が日本で現在働いています。15人兄弟の14番目。(7人が男、8人が女)ルイサさんの現在の希望を伺いますと、兄弟が働いている日本に3ケ月程行って、どういう国か見てみたいそうです。