パラグアイのEXPO

EXPO(エキスポ)について
パラグアイで毎年今時分に開催されるEXPOについて紹介します。今年は7月8日(土)~7月23日(日)の2週間開催しています。丁度この期間は学校が冬休みです。しかし13日(木)までは毎日暑くて日中の気温は34度を越え、とても冬休みの気候ではありませんでした。13日の夜に低気圧がきて気温が16度位に下がり14日(金)は珍しく一日曇った天気で時折霧雨が降りました。週末の天候も良くないようでしたので遠出はやめて、EXPOに行って写真をいっぱい撮ってきました。(とりとめもなくという気もしないでもないですが紹介します)

EXPOはアスンシオン郊外で毎年二週間程度の期間で同じ場所で開催されています。農業立国のため、農業(特に牧畜)関係の展示スペースが広く確保され、牧場で手塩にかけて飼育した牛や羊が展示・品評されています。またこのような牧畜に必要なトラクターや自動車の展示、パラナ川にかかる「イタイプ」「ヤシュレタ」の各発電会社の展示や、メルコスール経済圏国の展示及び近年増加している台湾・中国、韓国等貿易国のパビリオン(いずれも小規模)もありました。手工芸品も展示販売され、羊毛手工芸品や地方特産の手工芸品が目を引きました。メイングラウンドでは午前中牧童たちの乗馬技術、ロディオ等のショウが行われていたようです。(見逃し)

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          会場前の道路
開催場所はこの広い道路に隣接しています。(写真左手にあります)右手は駐車場です。
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入り口ゲートは幾つかあります。その中の一つです。写真の白い看板に書かれた「BIENVENIDO」は英語の「WELCOM」と同じ意味です。
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SUBARU
自動車の展示ラリーに参戦しているのでマニアに人気があるようです。
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TOYOTOSHI
さんの会社ブースです。実業家として成功を収められた方でTOYOTA車の販売と大きな修理工場を経営されていて、パラグアイでは知らない人はいないと思っています。「BOX」というモバイルの会社も経営されておられるようです。確か約7~8年程前に5番目の後発でDDI(当時)㈱と共同出資して立ち上げ(当時の会社名:オラ パラグアイ(Hola Paraguay))今では日本のモバイル会社と国際ローミング時の契約会社となっているようです。立ち上げ当時はDDIの稲盛社長が来られて政府関係者と会われたり講演をされたりされ、ビッグニュースとして新聞に掲載されました。(いまだに切り抜きを持っております)
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三菱自動車ブースです。(会社名はわかりません)パラグアイではTOYOTANISSANMITSUBISHIHONDAISUZUDAIHATSUSUBARUSUZUKIMATSUDA全てのメーカの車が走っています。
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     メルセデスベンツ車の展示
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農業用トラクタ関連機械です。広大なところでの作業ですから機械化が求められます。
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フォルクスワーゲン車です。ドイツの車も数多く走っています。

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牧畜関係
 
先ずチャンピオンから紹介します。
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BRAHMAN
(ブラマン)という種類です。重さ1082kg、36ケ月(3歳)です。
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         Nelorという種類
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      こぶのあるのが特徴
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 乳牛でチャンピオンです。一番乳が出るそうです。
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               沢山の牛
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              牧童と牛

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牧童を紹介します。
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牛の展示場内にはこのように各ブースにその牧場関係者が腰をおろすところがそれぞれ準備されています。そこで皆さん休んでいたところをお願いして快く撮らせてもらいました。中国人か韓国人かそれとも日本人か?年配のおじさんが写真を撮り終えると質問してきました。なぜかこの手の質問では日本が常に一番最後になるのが気になります。(どこでもそうなんです)何の為にパラグアイに来たのか?商売か旅行かと訊かれるのは常に同じです。牧場は私がまだ行ったことのないルータ3号沿いにあると伺いました。牧場の面積は800Haだそうですから真四角にすると2840×2840m相当です。
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会場内の通路で立ち話をしていた二人に出くわし写真をお願いしました。牧童の伝統的スタイルのようです。(アルゼンチンではガウチョといいます)ウノ、ドス、トレス(一、二、三)の掛け声をかけて撮りました。
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馬や牛の柵です。柵の上に通路が設けられ上から見ることができます。(夜間ここに入れられます)

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手工芸品店を紹介します。これが全てではありません。
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San
 Miguel村で生産されている手編み品です。日本では羊毛の原型をとどめていませんが、ここの製品は一目で羊毛とわかります。ソフトタッチで暖かそうです。欲しい方はメールください買ってきますので・但し23日までの開催ですから早めにお願いします。(帰国時に持ちかえります)
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San
 Miguel村で生産されているArtesania(手工芸品)
 
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         木彫り等の工芸品です。

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乗馬について
会場内のあるスペースで牧場の家族が馬に乗って楽しんでいました。子供が馬を上手く操っているので人垣ができて、子供は楽しくなって馬を降りることはなかったです。おじいさんが手綱さばきを披露したり、息子さんが裸馬にのって披露したり、その奥様が乗ってみせたりで思わず皆さんの写真を収めました。(女の子は9歳)このような光景を見ていますと大自然の中で生きる豊かさのようなものを感じてしまいます。


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       お父さんと娘さんです。
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私の前に来て止る様お願いしました。彼女は私の求めに応じて馬を私の近くで止めてくれました。
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裸馬に乗る少女。左手を良く見てください。たてがみを左手で掴んで馬に指示をしています。手元のたてがみは短く切らず少し伸ばしてあり、それを握って馬に指示しています。手綱だけではなくたてがみも重要なことを知りました。
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        馬に乗る母親(少女の)。
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        馬に乗る親戚の方。
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     少女のおじいさん(一番上手い)。
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        親戚の方のようです。
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         牧場の子供達

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パビリオンとダンサー
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アルゼンチンのパビリオンです。帽子をかぶった右側の女性にお願いしたら快く応じてくれました。貴方は何所の国の方ですか?英語は話せますか?中国人、韓国人それとも日本人?と矢継ぎ早に質問を受けました。私も一緒にと勧められましたが、二人だけの方が絶対に良い写真になることはわかっていましたら固く辞退しました。ウノ、ドス、トレス(一、二、三)の掛け声をかけて撮りました。写真を私に送って下さいと頼まれアドレスを交換しました。とても明るい社交的な方でアルゼンチン国から来ていて名前はGeorgina Ines Julioさんです。(アルゼンチン人はイタリア系のためパラグアイ人のスペイン系とはまた違った美しさがあるような気がします。)
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写真をとっていると奥から昼食に行く為に出てきた人たちです。彼女たちとは話ができずアルゼンチンの女性かどうかは不明です。(多分そうだと思いますが・・)やはりウノ、ドス、トレス(一、二、三)の掛け声をかけて撮りました。
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会場内の通路で腰を掛けて近くのレストランのショー出番を待っていた皆さんです。写真をお願いし快諾してくださり早速ポーズも取ってくださいました。ウノ、ドス、トレス(一、二、三)の掛け声をかけて撮りました。彼女たちはパラグアイ人で通常はホテルなどのショーでパラグアイの伝統的な踊りを踊っているそうです。
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私も一緒にどうぞということで、1人が抜けて写してくださいました。周りで皆さんが笑いながら見ている中で撮っていただきました。

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花の紹介
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カトレアはメキシコからブラジルにかけての中南米が原産で、海抜10~1500mにわたる地域の樹木の幹や枝に着生していて、風通しが良く、乾期もあり湿潤な環境で生育しています。これらは人為的に栽培したものを販売しています。(台湾系の方が栽培しているようです)
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この花はお世話になっているホテル「内山田」のおばあさんのものです。おばあさんは沢山の鉢をもっておられるようで、常に花の咲いたものをフロントや食堂に飾ってくださいます。

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EXPO
内レストランの焼肉料理
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牛肉を串に刺して炭火でじっくり油を落とすように焼きます。(粗塩をすり込み焼きますから、食べる時にタレなどありません。)ナイフで切り分けて客の皿に盛ります。
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たぶん羊肉だと思います。やはり炭火でじっくりと時間をかけて焼き上げます。ナイフで切り分けて客の皿に盛ります。

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