こちらは、12日(火曜日)から、セマナサンタ。(Semana Santa)<宗教>(聖週間)ということで、5日連休に入りました。日本で言えば、ゴールデンウィークに相当すると思って頂けば良いかと思います。
昨日12日はまだ沢山のお店が営業していましたが、今日13日は殆ど閉り、観光客相手の土産店、レストランなどが営業している程度です。バスの本数も極端に減り町は静かです。
観光客が多いセントロ Palma通りに出掛け買物(トーシスドリームフェスタ用)と写真を数枚撮りました。Palma通りでは、聖週間のために臨時にチパ焼きの釜を準備し、観光客に売っていました。
<チパを紹介します>
こちらで日常道路沿いのいたる所で売られ食べられてている食べ物です。様々な形・大きさがあります。材料はトウモロコシの粉、チーズ、豚の油、塩が基本だそうです。あとは牛乳とか、それぞれのものを加えてオリジナリティを出しているそうです。焼きたてを買ってほうばるのが一番美味しさを味わう幸せの一時です。
この国は観光名所が少なく(コロンブス以降500年の歴史しかない)・・日本は2000年近くの歴史がありますので名所数も桁が違います。 鉄道網もありませんので観光客が多いと言っても、人口500万人の国のためか、どこに行っても沢山人がいるという光景はなかなか目にしません。
満開の大木の花
私の泊まっているホテルの近くで大きな木が満開の花を咲かせていたので撮りました。
チパ焼き釜
チパを買う人
チパを買い求める人々
チパをこねている
ガラニー族の土産店(露店)
おばさんはガラニー語、スペイン語も話します。結構ムッツリしていた方が観光客にうけるのか、あまり多くを語らず、ゼスチャーで売ろうとします。
チパ売り場の近くだったので、私は椅子に腰を掛けたままで、「彼女に写真を撮らせて」と許可を求め「どうぞ」ということで、撮らせてもらいました。
写真からは、男性のように見えるかも知れませんが、女性です。写真を撮った後に、土産品を買って頂戴!とういうゼスチャーをしてきました。商品にはそれぞれ値札が付いていません。このためよその商店で相場を把握しておくと交渉がスムースです。商談はまずはおばさんの言い値から始まります。初めて見ると怖そうな顔をしておられますが、皆さん優しい心の方です。今回は時間を掛けて、ゼスチャーとスペイン語で交渉をしましたが、私が値段を言うと、その都度隣の若い方と顔を見合わせ微笑んでいました。
私にはその時の二人の微笑みのあどけなさが何とも言えない親しみを感じました。
土曜日(15日)にはカークペという町に出かけます。こちらでは大きな教会(Iglesia)があり多分この聖週間には多くの方が訪れていると思います。さしずめここにある教会の存在は、日本に置きかえると、身近では善光寺とか、成田山の寺のような存在でしょうか。
その次の日曜日(16日)は今までまだ一度も乗車したことの無い、薪を燃やして動く蒸気機関車に乗る予定です。素敵な写真が撮れたら送ります。
(追)ドリームフェスタ用の品 既に80点程買いましたので来週あたりに発送しようと考えております。
どのようにして送るかが、これからの課題です。