VILLARRICA(ビジャリカ)に出かけてきました。
6月24日(土)~6月25日(日)アスンシオンから174km、バス会社はGuairena(グアイレーニャ)(Tel:021-551-727)、Hotel:GUAIRA(Tel:0541-42369)、往路9:30発⇒13:30着、復路9:30発⇒13:00着です。きれいな空気を求めて田舎町VILLARRICA(ビジャリカ)に出かけてきました。実は先週計画したのですが、風邪で体調がすぐれなかったため急遽取り止め部屋で寝ていました。なぜそこにしたのかと聞かれると理由は何もなく、地図に載っているからとしかいえません。ただ近くに国立公園と書かれている場所があるのでということがいえるかも知れません。体調も回復し、天候も良さそうなので出かけることにしました。一人旅です。ホテルはあらかじめ3箇所電話して、値段、場所を聞いておいて予約はせず町に着いてからどこにするか決めることにして出発しました。午前9時30分発、アスンシオンとサン ロレンソの町を出るまでにバスはノロノロ運転で何回も停まって客を乗せたので、いつしか満員になり立っている客もいました。この日は土曜日のため田舎に帰る客が多かったのでしょう。ルータにバスが入ると一気にスピードを上げました。所要時間は3時間30分と聞いていましたが、4時間かかりビジャリカに到着しました。ちょうど昼時間にかかったので、チパ売り車内販売のおばさんから名物「チパ」を5つ買って昼食を摂りました。やはり地方のチパは中が柔らかく、しんなりして美味いと思うようになりました。(チパの美味しさがわかるようになってはじめてパラグアイを理解した気分になります。)町の特徴は、大きな高い建物はありません。お店の間口も小さく、バイクが多く走っていて特に若い女性、主婦の皆さんが背筋を伸ばして颯爽と運転している姿を多く見かけました。中国やブラジル製が近年特に増加しているそうです。また、週末の夜ということもあって、日が落ちてから若者や、家族連れが日中の暑さを避ける様にゾロゾロと公園に集まり、周りにある「BAR」(バァル)や公園内の臨時テーブルでビールを飲んだりして楽しんでいました。また車やバイクに乗った多くの若者男女が、あてもなく町の通りをぐるぐる回って新しい友達を見つけるというような行為を繰り広げていました。ディスコテカは2軒あるそうです。国立大学(Universidad Nacional de Catolica) があるので若者が多いこともうなずけます)ホテルはターミナルから1町(100m)の近いところに決めチェックインしました。ホテルのおじいさんの話では、この町には泥棒もいないし、ピストル事件もない、深夜まで楽しんでも安心な町だし、朝までホテルの入り口は開けてあり、入り口には人を配置しているからと説明がありました。ホテルにはバスタブはなく、シャワーだけです。アスンシオンもそうですが、此方では一般的にシャワーへの給湯設備はありません。天井近くに固定されたシャワーの出口内に電熱ヒータがあって水が通過する瞬間に温める方式が一般的です。ですから熱いと感じることはなく、温かいと感じる程度の水温でシャワーを使います。ただホテルやアパートもいろいろランクがありますので、説明したのはあくまでも一般家庭や普通ランクのホテルです。
いくつかの写真を紹介します。
VILLARRICAのバスターミナル
写真右側の建物がターミナルの建物。規模は小さいです。多数の人でごった返していました。
バスターミナルのチパ売り
バスターミナルで商売する陽気な若者たち
私がバスの窓からチパを買い求めると、別の売子達がさっと寄ってきて自分達の品物を買ってもらおうと集まってきて、陽気にカメラに向かってポーズをとってくれました。(若者はこのように振舞ってくれますが、お年よりは顔を背ける方が多いので写真を撮る時には私は必ず相手の方の了解を得てから撮っています)
VILLARRICAのLa Catedral(大聖堂)
「Nuestra Snora de La Asuncion」 (ヌエストラ セニョウラ デ ラ アスンシオン) 石で作られた古い建物です。
VILLARRICAの馬車
バスターミナルを拠点に商売されているようで、十台くらいありました。この町は平坦なためか、このような馬車が市民に利用されていました。
VILLARRICAの通り
VILLARRICAの市庁舎
公園にいた動物(Carpincho:カルピンチョ)
この動物はムーミンのモデルになった動物だそうです。公園に1頭だけいて草を食んでいました。一人の若者が「毎日見に来てる」、「とてもかわいいだろう」「もっと近くに寄って写真をとっても逃げないから大事丈夫だ」と教えてくれました。彼はカルピンチョの大ファンです。
Catedral(大聖堂)Espiritu Santo
Catedral(大聖堂)Espiritu Santo
初めて見た丘の連なり(標高200m位)
朝食前にホテルの2階に上らせてもらい周りの景色を眺めました。丘は200m位の高さだそうです。ここが国立公園に指定されているようです。ホテルの説明ではバス路線もあるそうなので次の機会に(3連休等)是非行ってみたいと思います。地図は何処かで売られているか尋ねましたが、市役所にあるというのです。週末は閉庁していて尋ねることはできません。日本だと本屋にいけば、溢れる程の情報が入手可能ですが、ここでは本や地図による情報が簡単に入手できません。
そば粉を頂きました。
歓送迎会の席での自己紹介で、手打ちウドンが出来ます。長い蕎麦はできませんが、蕎麦も打てますと自己紹介をさせていただきましたが、出席されていた、「川名」さんから、イグアス産のそば粉をわけて頂きました。川名さんには手打ちウドンをお礼に作って差し上げました。
イグアス産のそば粉です。
袋には100% 「そば粉」 イグアス産
SHIROSAWA SANGYO S.R.L (白沢産業有限会社)
TEL: 0632-20247
YGUAZU – ALTO PARANA-PARAGUAY と表示されています。
(S.R.L: Sociedad de Responsabilidad Limitada: 有限会社)
イグアス産の蕎麦粉で打った蕎麦です。つなぎに小麦粉を使いました。これは7割蕎麦です。打ち粉は仕方なく片栗粉を使いました。パラグアイでは片栗粉は2種類あり、私は「MAIZENA」というトウモロコシから作られたものを使いました。黄色い色の箱に入れられ売られています。大きい箱のものと200gの小箱があります。(他にALMIDON:澱粉 というものも売られています。マンジョウカ(芋)の澱粉のようです)