ANDEの電気工事

 電線架設工事

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パラグアイ国内の電気供給会社は「ANDE」といいます。アスンシオンのエスパーニャ通りに大きな社屋があります。アスンシオン市内にはまだ裸線が残っている為、逐次被覆電線に取り替え工事を実施しています。IP化にとって電力の安定的供給は重要な課題です。(こちらに来て停電はかなり経験しています。・・・・・・雷害、自動車事故による電柱折損、工事停電など)内山田ホテルにはディーゼル発電機が一階駐車場隅にあり、停電後2分以内には自動検知し駆動がかかりますので、エレベータや冷蔵庫、照明などの確保は万全です。市内の立派なアパートでもこのような備えがされていないところもありますから賃貸入居する場合は事前確認が必要です。(エレベータが動かないとか照明が全くつかないなどの事象に巻き込まれます)

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 架空電線をジャッキに据えて施設開始準備OK

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高所作業車もあります。 安全確保のための安全保安施設は簡素です。交通整理員などは配置されていません。これは一方通行道路が多いことと、碁盤の目のように道路が作られていますので迂回路の設定が容易なためです。この国は日本のように全て完璧でありませんから車を運転する場合は前をしっかり見て走らないと、突然大きな穴があったり、故障車が停まっていたりと先に何が待ち構えているかわからないのです。そういう観点でみると日本は漫然と前をみているような運転が多く最近発生した事故は物凄く悲惨なものでした。こちらはいろいろなことが未整備な上に、全てが自己責任ですからしっかりと前を見ています。兎に角、故障する車が多くそれらは道路上に停車したままです。(車検制度はありません。20年経ても30年経ても、走る車、走れる車は全て道路を走ります)その故障車にはそばにある街路樹の枝を折って窓からかざしておけば故障車であることのサインなんです。ですから皆さん前をしっかり見て運転しなくてはなりません。・・・・・また国の歴史が浅いため道路の構造上歩道は必ず確保されていますし、幅もあります。交差点の危ないところは鉄の支柱が形は悪いですが歩行者を守る様に埋められています。・・・ということから児童や幼児を巻き込んだ日本のような悲惨な事故は少ないと思います。)

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