花とパラグアイの年間気温

今咲く花とパラグアイの年間気温を紹介します

ラパチョの木はアスンシオンには沢山あるようですが、どれがその木であるか花をつけてくれないと見分けがつきません。日本の桜は「桜前線」と呼ばれる気温上昇線や日照時間の変化や春雨によって、日本の南から北に向って北上しますが、パラグアイには花前線はないようです。それぞれの木が気ままに気温や日照時間の変化を感じ咲いているようです。木に変化を感じさせるのは南から来た寒気が気温低下をまねき、その後好天が続くと真夏であるかのように気温上昇がおこります。この時の降雨や気温上昇に誘われて咲くようです。「なぜ一気に咲かないのですか」とホテルの従業員に尋ねましたら「日本の桜は人工的に栽培されているから一気に咲き、ラパチョはそれぞれ自然に種から育ったものだからそれぞれ勝手に咲くのです」という妙な回答でした。
データが古いのですがアスンシオンの1995年~1996年の気温データを紹介します。これは最低気温と最高気温をもとに作成されたグラフですが、地球温暖化の影響がもしあるとすれば、近年はこのデータよりも最高気温が上昇しているかもしれません。暑い国であることは間違いありませんが、冬の気温低下に注目していただきたいです。気象ですから、長い間にはこれより寒かったり暑かったり変動します。ですから「私のときはこんな気温ではなかったよ」といわれることは承知で掲載させていただきます。日本でこの気温になったらどのようなものを着るかお考えいただくと準備万端かと思います。
 

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パラグアイの年間気温グラフ(最低気温と最高気温)
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内山田ホテル近くのラパチョの花
背景に写っている建物は内山田ホテル「新館」19階です。
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内山田ホテル近くのラパチョの花
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同僚のアパートから
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同僚のアパートから
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センタに咲く花(Pata de Buei)にきて蜜を探す「ハチドリ」
それでは「ハチドリ」を写真の中から探しましょう。まず写真の四隅を結ぶ対角線をイメージして下さい。この二本の対角線の交点僅か左斜め上あたりに「ハチドリ」の羽根の羽ばたきで少しボヤケている部分があるのですが、おわかりいただけますでしょうか。これが世界で一番小さい鳥です。「チュ」「チュ」という小さな鳴き声を出しながら蜜を探していました。センタでは良く見かけます。

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