SDHセミナ終了しました。
チリ、コロンビア、コスタリカの三カ国の研修生と国内の研修生に対しておこなわれた研修が7月21日(金)終了しました。研修は座学、実習、設備見学の内容で行われ設備見学はアスンシオン市にあるセントラル2(Central 2)ビルを見学しました。このビルにはパラグアイと他所の国を結ぶ国際交換機やインターネットゲートウエイなどがありました。研修最終日にはウゴルイスセンタ長とアルベルト ベニテスさんから修了証が研修生一人一人に手交されました。
スナップ写真を紹介します。
*** 座学 ***
講義する Anibal Vargas氏
今回Juan Perez Trinidad、Yosuke Morohashi の2名がサポートしました。
研修生(前列右から3名が海外研修生)
講義するSr.Anibal Vargas氏
国内研修生(後列)
*** 実習 ***
測定器
測定器
測定器
光パワー、損失測定等
光ファイバ融着接続
C-Node
*** Central 2ビル設備見学 ***
アスンシオン市内のセントラル2(ドス)局を見学しました。(セントラル1~24まであるのだそうです)パラグアイ国の固定電話数は35万加入と説明されていました。職員数は3000人位だそうです。日本が6000万加入で社員数が23万人とすると社員一人あたり260加入となります。パラグアイは社員一人あたり117加入ですから効率はかなり悪いことになります。また、人口密度が小さい為インフラ設備投資額の回収は非常に困難になります。見学時説明を聞いても、語学力不足のため設備名が理解できないものもありました。理解したものはメモに書きとめ写真に注釈しました。
設備見学
説明を聞く研修生
NW監視装置、国内全てを監視
NW監視装置
NW監視パネル
機械室の二重床
ERICSSON(STM-4)
SIMENS(STM-16)、ブエノスアイレスへ
ERICSSON
壊れた天井
直ぐに修理しないのが特徴かもしれません。
壊れて落ちていた天井の断熱材
固定電話を有線で提供できないエリアは無線で提供しているそうです。自基地局エリア内(70km)のみ移動・通話可能。他基地局では使えません。
基地局の地図です。
水色は稼動中(10)、うす緑色(9)は提案中と書かれていますが口頭説明では16基地局あり、交換設備は8000加入分で7000加入が使用していると説明がありましたが・・。昨今は携帯電話の方が安いのだそうです。この設備は1989年構築で古いということで今後については現在検討中です。
ADSLサービス提供準備
まだADSLサービスは始まっていません。現在このように準備中でした。
ADSLサービス提供準備
DSLAM
ADSLサービス提供のための機械室を工事中です
インターネットゲートウェイ
国際交換機(NEC製)オペレーションルーム。
ビルの上層階にありました。
交換機(NEAX61)
伝送装置
伝送装置
アンテナ用鉄塔(Central 2)
MDF(LINE側)
故障受付台
日本では懐かしい方も多数いるのではないでしょうか。MDF室に故障受付台が設けてある方式は。お客様データは見たところまだ紙ベースのような気配でした。これも懐かしいです。
故障受付台(現場修理者用)
お客様からの故障受付センタはデータベース化されて別の場所にあります。
お客様カード
ここで使っているようです。お客様受付センタではデータベース化されているそうです。
MDF(交換機側)
Copaco社の車(Compania Paraguaya de Comunicaciones)
*** 閉講式 ***
チリの研修生がお礼の挨拶
Ing.Hugo Ruizセンタ長挨拶
修了証手交
修了証手交
修了証手交
修了証
研修生とセンタ関係者一同