9月16日(日)
朝から霧雨の舞う天気でしたが、部屋にこもっていても仕方ないと考え仕度をして出掛けました。
Acahay(アカアイ)はルータ1号にある町、CARAPEGUAから分岐して27km先にある村です。この村は更に La Colmena と Ybycui(ウブィクイ)に向かう道路の分岐点でもあります。
距離:Asuncion~Acahay 103km、Ybycui は更に17km先にある町です。
往路(16日): 8:30 (ターミナル)発 ⇒ 11:20 Acahay 着 発 12:00 ⇒ 12:20 Ybycui 着
復路(16日): Ybycui 14:15 発 ⇒ 16:45 Asuncion(Super Pueblo)着
私は今回も隣の席の人や、車掌にAcahayで下車したいので着いたら知らせて下さいとお願いしておきました。
道路標識:La Colmena と Ybycui の分岐点を示しています。
バスを降りた地点。この道を進むとLa Colmena に行きます。
バスを降りた場所:アスンシオン方向
教会
教会
Municipalidad de Acahay
バスが来るまで腰掛けて待たせてもらった肉屋さんの看板
肉屋さんの店内:吊るされている牛肉
男性が肉屋の人(Sr.Fernando Roman(aにアクセント)、女性はYbycui で暮らしている学校の先生(Carmen Centurion(oにアクセント))です。
バスを待っている間、肉屋のご主人と、テレレを飲んで話していました。
肉屋のご主人がテレレ 用の水の入ったプラスチックの容器を持っていて、グアンバに注いだテレレをボンビージャで飲み干すと、そのグアンバに水を注ぎ先生に渡します。先生が注がれたテレレをボンビージャで話しながら飲み干すと、ご主人に返します。二人は話をしながら時々私に質問を浴びせ、この動作をバスが来るまで繰り返えしていました。
Carmen先生は毎週アスンシオンに出かけ金曜日午後と土曜日朝8時~午後4時まで勉強しているので、今はその帰りだそうです。
電話会社の通信用アンテナ
タクシー乗り場
教会の庭で遊んでいた子供達。10歳と11歳です。
月別アーカイブ: 9月 2007
Ybycui(ウブィクイ) 1
9月16日(日)
Acahayで村の様子を写真に撮ってから更に奥のYbycui(ウブィクイ)に向かいました。この村の更に奥には自然公園があります。
距離:Acahay~Ybycui 17km
往路(16日):Acahay 発 12:00 ⇒ 12:20 Ybycui 着
復路(16日): Ybycui 14:15 発 ⇒ 16:45 Asuncion(Super Pueblo)着
学校の先生(Carmenさん)はYbycui にバスが入ると、私に降りる場所を教えてくれました。この町は結構長くメイン道路は街路樹が植えられ構造も特殊できれいに作られていたのには驚きました。私はどんな田舎だろうと思って来たのに意外にも綺麗なので驚きました。
バスをおりた場所
メインストリート:広くて村人が安心して歩けるように作られていました。
右側は学校の建物です。
真ん中が車道
綺麗に手入れされていました。
根元の太い木もありました。
高い建物はあまり見られませんでした。
道路の植木は手入れされていました。
ROSADAまで行きたかったんですが、今日は時間がありません。
ROSADA方面に向かう道路
Ybycui 2
私を見て写真を撮ってと声を掛けてきた子供達。
建物も歴史を感じさせるものが幾つかありました。
Municipalidad de Ybycui
昼食を食べるためレストランに入ろうとしたんですが、今日は休みだと断られました。
こうして椅子に腰掛けて通りの様子を眺めているのが休日の過し方です。
商店
商店
村のわき道
一軒だけあったホテル :PYU’URENDA (TEL 0534-226364)
ホテルの前でも若者男女が椅子に腰掛けて話し込んでいました。私は二人にホテルのカードを下さいとお願いして頂いてきました。
アスンシオンとYbycuiを結ぶバス 「Salto Cristal 」
教会
Ybycui 3
美味しい草を求めて牛も道路を歩いていました。
電話会社のアンテナ:高さ110m
何処に行っても腰掛けるところがあるのがパラグアイの良さです。私のような者には優しく出来ていると感心します。
この椅子に腰掛けてアスンシオンに帰るバスを待ちました。(とても有難いです)
団地:不動産屋が造成して販売していました。(バスから)
KOICA(JICAと同じような活動をする韓国の組織)の農場がありました。(バスから)
バスの車窓から:木が沢山茂っていました。(バスから)
農家の庭先の様子(バスから)
遠くに見えた丘(バスから)
大自然の中で暮らすには細かな規制などありません。
バスに乗っては(乗せては)駄目という規制もないようです。バスの運転席のすぐ後ろに座った客のワンチャン。景色を見たくて見たくて仕方がないんです。だって珍しくバスに乗って遠出をしてるんですから・・・。
Santa Ritaの花が今年も咲きました。
昨年見事な花をつけた、Santa Rita の木に今年も沢山の花が咲きました。
開花状況をこのところ数日間観察しに行きました。
Ing.Miguel va a Japon para estudiar.
9月13日(木)
私達の働いているセンタから日本へ研修に行くことになった Ing. Miguel さんの壮行昼食会を同僚SVの皆さんと行いました。
彼は今年の8月1日に26歳になったばかりの若者です。家族は両親と、3歳年下の双子の妹さんの5人家族で、お父さんは医者でお母さんは建築家だそうです。妹さんの一人はお母さんと同じ建築を学んでいるそうです。
彼の日本での研修先は(大阪中央区)で通信系保守会社(西日本)が研修担当のようです。9月24日~12月1日まで日本に滞在して研修を受けます。
宿泊先は神戸ですでにインターネットを使って情報収集していましたし、荷物もおおかた準備し、約一週間後に控えたフライトを前に夢を膨らませていました。
Ing. Miguel さん。今日が初めて箸を使っての食事ですが、要領を掴むのが早く上手に使っていました。
今日のメニューは、和牛丼、のり巻き寿司、豆腐入りの味噌汁とジュースです。味噌汁は彼らにとってはスープですから、レンゲを使って全て飲んでから、牛丼に手をつけました。味噌汁は日本ではおわんに直に口をつけて飲んでも良いと教えました。日本でも同じですが、こういう場を設けると一段と親密になります。
(同僚SVの皆さん、カウンターパートの各氏)
新聞売りの少年
Hilter君は11歳です。朝フェルナンドデラモラからセントロにやってきて、道路で新聞を売っています。おじいさんと一緒に出かけてきて新聞を売りさばき、学校へは午後通っているそうです。(パラグアイの学校は、子供が多いため午前午後と生徒を入れ替えて授業が行われているようです)
Hilter君の新聞売りのユニホームです。「ULTIMA HORA 」と 「abc」 はそれぞれパラグアイの大手新聞社の名前です。
背中にも 「ULTIMA HORA」 と大きく書かれています。
私の姿を見つけると寄って来て握手し朝の挨拶を交わします。
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日曜日朝、私はバス停に向かって歩いていたら、交差点で働いている彼を見つけました。
(9月16日朝7時30分)霧雨模様でしたが、交差点で信号待ちの車に新聞を売っているHilter君。
金曜日夜中に雷が鳴って乾いた大地に恵みの雨をもたらし、昨日土曜日も朝方雨が降りました。
Yuty(ジュツゥ) 1
9月8日(土)~9月9日(日)
久しぶりに遠方の町に出掛けました。町の名前はYuty です。
ホテルからはタクシーを頼んで駆けつけバスの発車に何とか間に合いました。朝5時にターミナルを出発、暫くは肌寒い風がバスの窓から入ってきていました。特にイタグアを過ぎて周りの木々が多くなるほど気温が下がって寒さを感じ、バスの窓を閉めました。
距離:Asuncion~Yuty 322km、Caazapaからは89km先にある町です。
往路(8日): 5:00 (ターミナル)発 ⇒ 12:35 Yuty 着
復路(9日): Villarrica 7:00 発 ⇒ 14:45 Asuncion(Super Pueblo)着
以前から行ってみようと思っていた町です。途中にあるVillarricaやCaazapaの町は昨年既に行った事のある町で、昨年程の感慨はありませんでした。
バスにはトイレもエアコンもありません。でも途中のターミナルで停車しながら行くことを知っていたのでトイレの心配は無用。
Caazapaから89kmは未舗装道路。路面は粘土質が乾燥し固まっていたのでバスはスピードを出しますが、埃が舞い上がり、目の中はゴロゴロ、喉、鼻もひどい状況でした。シートにも赤茶色の埃が降りかかる感じでした。それでも窓を閉めるわけにも行きません。
想像していたのとは大きな違い。(想像は、大きな木が茂ってジャングルのようになっているのかと思っていたら、牧場が広がっていただけなのです。)
バスターミナル。奥地なので人がいるのかな?と思いきや、ターミナルの周りは大勢の人が集まっていて、いったい何が行われているの?という賑わいでした。
テントが張られ、遊園地にあるような乗り物が子供達を引き付けていました。
綿あめもありました。
強い風が吹くと砂塵が舞い上がりますが、皆さんは慣れているのかさほど気にしません。
Municipalidad de Yuty
教会のある位置を尋ねて歩き出し、途中電話会社で洗面所を借りて目を洗いました。とにかく埃でゴロゴロしていたんです。
教会
教会:建物は新しく大きいです。
レストランは客で溢れていました。こんなこともあろうとジュース、ヨーグルトを売ってる店でそれらを買い求め非常食用に買ってきたアンパンを食べて昼食です。泊まりの場合は山に登るのと同じで非常食と水は常に持参することにしています。
Yuty(ジュツゥ) 2
軒を連ねる祭りの出店:焼き物が沢山あります。
私が写真を撮ろうとしたら、店の若者が実演するから待ってと言って、竿を準備してポーズをとってくれました。
水はモータによって回転しています。その水に浮かんでいるヒヨコを竿で吊り上げるようです。
自分で停めたい場所を決めたらそこに停まるよう加減しながら手でまわしていました。
輪投げ。箱の下には紙幣が置かれています。その箱を輪のなかに入れるとお金がもらえるようです。
とにかく子供達が大勢いました。
町の道路
町の道路
PLAZA
町外れに向かう道路
Villarricaへ向かう
9月8日(土)
Yutyでバスを降りたときに、運転手が心配そうに私に話しかけてきました。夕方どうするんだというので、戻りたいというと、15:00発のバスがあるからそれに乗れ、と教えてくれました。
Villarricaで泊まるために、Yutyから130km戻りました。運転席に近寄り景色を撮らせてもらいましたが、運転手も車掌もいろいろ話しかけてくるけどバスのエンジン音でなかなか聞き取れない上に、私の語学レベルを知らないので、話すスピードもとても早くて疲れました。こういうときが一番苦手です。でもあたりの写真も撮りたいし・・。
Villarricaには18:30に着きましたがこのバスもVillarrica終点で、明日の朝は再びエンカルナシオンに戻るのだそうです。車掌さんの家はエンカルナシオンにあると話していました。
運転手さんは陽気な方で私にニコニコしながら話しかけてきました。
途中いくつか木の橋を渡りました:運転手は私のためにスピードを落としてくれました。
子供達が川で泳いでいました。
対向してやってきた同じ会社のバス。
もうもうと埃を舞い上げてトラックが向かってきます。
硬く固まった道路
枯れ草を焼いているんだと思います。
ホテルでシャワーを浴びてから近くの店に出かけ夕食です。暑かったので先ずビールで喉を潤しました。(ボーイさん撮影)
蚊がいないかと心配しましたが、いました。持参した蚊取り線香をたきましたが、朝方蚊の攻撃をうけ、今後は虫退治スプレーも持参しないといけません。
泊まった宿のご主人、奥様(真ん中)です。テレレを飲んで談笑中です。
私に親切にしてくださいました。
朝6時半に宿を出てターミナルに向かい7時のバスに乗りました。