パラグアイに春が来た
Estamos en primavera.
このところ1日の最低気温と最高気温の差が少なくなって、通りすぎる風が心地よく感じます。また徐々に朝の寒さが緩んできてはいますが、今朝(9月25日)は11℃でしたからまだ油断できません。春がきたといっても日本の春とは異なり、一斉に花が咲き新芽が吹きだし新緑が目にしみる、春はいいなー!というはっきりした認識がもてません。たしかこの木は葉がなかった筈とかこの木は緑鮮やかだが新緑?みたいな感じです。日本のように徐々に紅葉して錦鮮やかな状態を経て落葉するゆっくりした変化が見られません。突然葉が茶色くなったかなと思ったら落葉してしまい風情もありません。ですから気がつき難いです。また常緑樹も沢山ありますので落葉樹が目立たない気もします。気温も夏があったり冬があったり春もあるという、1日のなかにあるいは日毎にいくつもの季節がミックスされている感じです。話は替わりますが、こちらのテレビ局は画面隅に常に現在の気温を表示しています。これは気温の変化が急激であることから、こちらの皆さんが風邪など引かない様外出時等の身支度の参考にするためにサービスしているのだと思います。
ΨΨΨ 春の花 ΨΨΨ
「♪~春は名のみの風の寒さや~♪」パラグアイにはこのような節回しは似合いませんがこちらの冷たい風は時に辛いものがあります。春の息吹を待って咲いた可憐な花・大木に咲いた花を紹介します。どれも内山田ホテル近く、アスンシオン大学構内、CITEC-FIUNA(職場)、セントロに咲いていたものです。とても「百花繚乱」とはゆきません。
Santa Ritaの見事な枝振り
アベニーダ マリスカル・ロペス:紫色の花を咲かせるジャヤカランダ(ハカランダ)
アスンシオン大学キャンパスの大木に咲く淡い色の小さな花
大統領官邸裏庭に咲く可憐な花
職場の庭に咲く可憐な花
職場の庭に咲く可憐な花
センタのグランドに咲く黄色い花
センタのグランドに咲く紫色の花
センタのグランドに咲く白い花
センタのグランドに咲く濃いピンク色の花
センタのグランドに群生する黄色い花
センタのグランドに芽を出した「ヨモギ」みたいな植物
センタ内の枝を落された木:丸裸にしてしまった経緯はすでに紹介しましたが、枯れることなく芽を出しました。
歩道に出てきた「Santa Rita」の花
「Santa Rita」の花
民家の花壇に咲く花
「♪~卯の花のにおう垣根に~♪」花も臭いも似ていましたが、枝や葉のつけ方は異なっていました。
内山田ホテル道向いのIPSビル裏に咲く「ラパチョ」。既にラパチョの花は以前から紹介しておりますが、同じアスンシオン市内にあってもそれぞれ木によって咲く時期が異なっています。
内山田ホテル道向いIPSビル横に咲く「ラパチョ」。左側建物:内山田ホテル新館ビル(灰色とうす緑色のビル・19階。右手黄色ビル:IPSビル。
SANATORIO ADVENTISAT(私立病院)裏庭(駐車場)に咲く「ラパチョ」。左手:日本の「枝垂れ柳」だと思います。(この病院には日系人医師(森川医師)や事務員が勤務されています)
ホテル屋上から:東の方角…街の春は見えますか?ラパチョの花はあまりありません。
ホテル屋上から:南の方角…ラパチョの花が遠くに咲いています。遠くに見えるパラグアイ川の対岸はアルゼンチン国です。