センタの伐木作業

620日(水)
雨漏り未然防止対策:
大学棟の屋根に木が被さっていて瓦を損傷すると雨漏りの原因になります。昨年別の場所の枝を切った後に全ての建物周りをチェックして見つけたのです。時期を外すと木が枯れてしまうというので一年待ちました。力持ちのアンドレス(Andres Ortallado)さんが先週私のところに来て「セニュール、どこの木を切りましょうか。来週時間があるのでギド君と伐木作業をしますから教えてください」というので二人で下見をしておきました。今日はその伐木作業日です。ギド君(Guido)とアンドレスさんが作業に着手しました。
センタ中庭の植木は年数回定期的に刈り込まれていますが、建物周りの木の枝を計画的に切り落とすことはなかったようです。


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グラスファイバ製梯子(電話会社所有)を借りてきて作業しました。写真を見ると軒下や屋根の上に大きな枝が覆い被さっています。トルメンタがきて吹荒れると木の枝で瓦を損傷し雨漏りを引き起こす原因になります。
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木の根元には最近出来た蟻(Hormiga)の巣が幾つもあり、冬の間に食べる木の葉をせっせと巣穴に運び込んでいました。
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建物にも蟻の巣。
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ギドさんは柱上作業安全帯をつけて作業を始めましたが、高所作業の経験が浅いため思うようにはかどりませんでした。
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運転手のフィデンシオ(Fidencio)さんも応援に駆けつけましたが、危険な作業なので即交代。
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Andres
さんの仕事は見ていて安定感があります。柱上作業安全帯を使用しませんが、ロープの使い方、下にいる人たちへの指示など的確でした。ノコギリは全く使わず、おおきなナタの長いのを振り回してたちまち枝を切り落とします。
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これでトルメンタ(雷雨を伴う暴風雨)がきても安心です。
このようにバッサリと枝を切り落としても一年後には、どこを切り落としたのかと思うくらい繁茂してしまいます。
切り落とした枝はアンドレスさんが自宅でアサードをするときに薪として使うのです。翌日せっせと別の場所に運んでいました。彼は週末に職場に出てきてこれらを短く切り、職場の方が所有しているトラックで自宅に運んでもらうのです。これができるのでアンドレスさんもすすんで木を切る作業をしてくれるのです。(センタ長のルイスさんやモレイラさんには彼が説明して事前承諾を得ました)

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