サンフランシスコ牧場 Cabaña San Francisco

5月28日にサンフランシスコ牧場に行きました。ここはルータ1号線のビジャフロリダより先に少し行ったところにありました。バカンスに利用してもらうようなコンセプトで作られていましたから部屋も10室位あり、池で釣り(全く釣れなかった)や乗馬、アサード、バレーボールなどが楽しめる様になっていました。小動物のカルピンチョが池でのんびりと遊んでいました。この動物は食肉用と皮革用に乱獲されてしまい今は数少なくなっているようです。

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カルピンチョとアヒル。アヒルはカルピンチョの背中に乗って背中をつついていました。何か食べ物があるようでした。

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アヒルも一緒に加わって泳いでいました。

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甲羅干しをしているカルピンチョ

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1号線沿いのフルーツショップ(有名で人気があり、こちらに来た人は皆立ち寄って買ってゆくようです)

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ふじ(りんご)も上段の棚にありました。

最近の状況です 5/25

慣れない外国でのシニア海外ボランティアも大変です。

先日から歯茎の一番奥の平らな部分が徐々に腫れてきて、眠れなくなり昨日は夕方とうとう医者を尋ねて来ました。化膿する前なので、たいしたことはありませんが、一緒に来たかたが、盲腸を発症しこちらで手術をして、今は日本で療養している方もいます。病気や、痛いところがでると、外国では辛いです。
昨日は寒くてセンタの女性で手袋をしている人がいました。最低気温は6.5度でしたから冷えましたが夕方はかなり気温は上昇しました。内陸のため、夜間の放射冷却が大きく、反面日中は気温の上昇も急激です。私は前回よりも年を重ねているせいか、結構身体にきついです。また職場の部屋も寒くてまいっています。カーディガン、ジャケット
を着たままでした。
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シニア海外ボランティア
横田 正
Tadashi
 Yokota
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パラグアイ南部の旅 Encarnación、Trinidad、Hotel Tirol、Jesús

5月15日は独立記念日の祝日のため、3連休になりました。そこで南のエンカルナシオン方面に足をのばしましたので、写真・概略図等をお送りさせていただきます。(私はこの国で今回初めて長距離バスに乗るという体験を致しました)
エンカルナシオンについて(Encarnacion
 

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      Rio ParanaPoasdasの町を望む
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      遠くかすかに長い橋(San Roque Gonzalez)がみえます
パラナ川沿いに広がる人口6~7万人位の町と聞きました。、エンカルナシオンはアスンシオンから南方360kmにある町です。大きな川に沿っていること、南に位置していることで首都Asuncionより朝晩は冷えます。この町の特徴はパラナ川を挟んでアルゼンチン国と接していて、両国を結ぶ2,550mの橋(San Roque Gonzalez)が掛かっていることです。対岸のアルゼンチンの街「ポサダス」Posadasが見えました。高いビルが幾つか望め、こちらより近代的な感じです。「ポサダス」には中規模空港があるので、この地域の人は、アスンシオン国際空港を利用するよりもはるかに便利だそうです。
ホテル チロル(Hotel Tirol
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         朝日を浴びる宿泊棟
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         ホテル本館の外観
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    本館前にて(私)着ているのは冬用ヤッケ
専ら避暑地として利用されるそうで、今は季節が秋なので、どちらかというと涼し過ぎる位でした。そのため客も少なく静かでした。ホテルに聞いた話では、ピーク時は150人が泊まれるそうです。プールも4つありました。ドイツ人の方の設計で作られたそうです。エンカルナシオン近郊には日本人入植地(ピラポ地区は有名)も幾つかありますが、ドイツ人もかなり入植しているそうです。(資料によると、エンカルナシオンは多くの人種が住む、移民都市だそうです)
ヘススの遺跡(Jesus de Tavarangue)
 
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遺跡全体
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       遺跡上部からの眺め
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        遺跡上部からの眺め
トリニダード遺跡から10キロ位のところにあります。規模は小さいですが、敷地はとても広かったです。また丘陵地帯にあるため、遺跡の上にあがると、360度の眺望ができました。
入場者は月200人です。
トリニダード遺跡(Santisima Trnidad del Parana)
  
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          トリニダード遺跡
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        トリニダード遺跡
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         トリニダード遺跡
エンカルナシオンから20km位にあり、規模は小さいですが、パラグアイ唯一の世界遺産です。今から約250~300年前に建てられたもので、資料によると、最盛期には4000人もの人々が暮らしていたそうです。
遺跡内は流石にゴミは散らかっていませんでしたが、近所の子供達が門から自由に出入りしていました。切符売り場で尋ねたところ、見学者の数は月1000人位です。
パラナ川(Rio Parana
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広大な川の様子がおわかり頂けると思います。水はラプラタ川方向に流れています。
ヤシレターダムがこの写真(奥)の下流に建設中で、埋没する土地の皆さんの保障要求が現在も続いています。ダムは発電や灌漑に利用されますが、ドックが設けられ、船が遡れるように設計されています。
川魚
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               川魚
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             川魚
Boga
という鯉に似た魚でした。ホテルから歩いて40分程でパラナ河畔に到着したとき、たまたま釣人がモータボートの陸揚げをしていました。水に漬けたトウモロコシを指差してこれが餌だと説明してくれました。私が船底の魚を写真に収めていたら、このほうが良いという身振りで指にぶらさげてくれたのがこの写真です。3年ものだそうです。

帰りのバス
行きは5時間30分でしたが、帰りは別会社の安い切符でしたので7時間掛かりました。バスはRuta沿いの各町に止まり、その都度、客が乗り降りしましたから、時間が掛かりました。3連休の最後の日ということもあってか、バスの中は満員で立席の客も多く、私は小さな子供を預かり、座席の間に座らせました。荷物を足元に預かったり、積極的に互助の精神を発揮しました。皆さんの動きを見ていると、何の躊躇もなく、このようなことを当たり前にしていました。また隣の人と声をかけ合っていろいろな話をしていましたが、別れる時もあっさりした挨拶で別れていました。やはりこれもお国柄でしょうか、日本では全くと言っていいくらいこのような光景は見られません。
5百万人と人口の少ない国のためか、車内の満員を楽しんでいるようでもありました。乗り降りの際は、お尻やら皆さん積極的に退こうとしないですから……てなことです。想像に任せます。僕が見た感じですから・・。

パラグアイ国内交通について
パラグアイ国内交通についてですが、移動は長距離バスしかありません。(国内にローカル空港はシウダデルエステにあります)また高速道路というものも無く、Rutaと呼ばれる道路で時速100km以上のスピードはそこそこ出して走ります。(人口が少ないので車も少ないのでしょう)
運賃の設定は、安価/時間が掛かる・・高価/短時間の設定です。
ただ同じ路線に幾つかの会社が競合しているためか、ターミナル切符売り場前を歩くと、一斉にあちらこちらの窓口から威勢の良い掛け声が掛かります。

Rutaの構造
Ruta
道路の構造は、アスファルト舗装部分と、緑地帯部分にわかれ、舗装はメンテナンスが良く出来ているようです。また緑地帯部分の幅はアスファルト部分と同じ幅で確保されており、ゆったりしています。このあたりは日本と異なる点だと思います。

パラグアイの祝日について
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パラグアイ南部の主要な町
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パラグアイ国の主要な町としては、首都アスンシオン(Asuncion)、シウダ デル エステ(Ciudad del Este)、エンカルナシオン(Encarnacion)が先ず挙げられると思います。
シウダ デル エステは世界的に有名な「イグアスの滝」(世界3大瀑布の一つ)に近い町として有名です。この滝はブラジル、アルゼンチンの2国に跨っており、Rio Paranaから分岐しているイグアス川(Rio iguazu)にあります。滝はパラナ川の分岐点から少し遡った場所にあります。
エンカルナシオン(Encarnacion)は南に位置していて、対岸のアルゼンチンの街「ポサダス」Posadas
と結びつきが強いです。

アスンシオンからエンカルナシオンへはハイクラスバスで、一般的に5時間半位掛かるようです。
バス会社に電話して主要都市間の距離を教えていただきました。
アスンシオン~エンカルナシオン間   360km
アスンシオン~シウダデルエステ間   320km
エンカルナシオン~シウダデルエステ間 260km

近況とセンタの教室風景

最近のトピック

 
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        鳩対策
 写真は空が曇っています。こちらにきてから3回目の雨の為、珍しく雲で覆われております
センタには以前はいなかった鳩(Palma)が今は100羽程も巣くって、ふん公害を撒き散らしていました。このため鳩を追い払う必要を訴えました。彼らも気にしていた様子で、ウイルスのことも盛んに話していました。
米に薬を混ぜてふらついた所を捕まえて、食べるというようなゼスチャもありましたが、日本で烏(カラス)に釣り糸が有効だったことを思いだし、試行的に一部手がけるべく屋根裏に上ってみました。一面、鳩のふんと運ばれたものとが層になっていました。しかし賢い鳥なので釣り糸には直ぐに慣れてしまう恐れがあるということで、金網を張ることにしました。彼らは屋根が波型構造で幾つかに分割されているため、そこからも入ってしまうというゼスチャで訴えるので、塔部分にも上ってみました。スレートは20cm位の大きな波形をしているため、山形部分から容易に鳩が入りこめることもわかりました。スレート屋根は雨避けでなく、建物を直射日光から遮る為に設けたことも判りました。
対策案は、
 モルタルで塞ぐ
 金網を切ってはめ込む
 割り箸のような木片を打ち付ける
という3つの案が示されました。結論はまだでていません。
センタにはメンテナンス担当として、技術者1名、作業員4名がいます。他に受電技術者が1名です。
金網を買いに技術者と作業員リーダで出かけました。「あなたの家のニワトリ鳥小屋を作るためのものではない」とか、「今日金網を買いに行くので、昨日慌ててニワトリを沢山買ったのでは?」と冗談をとばして皆さんと仲良しになるに時間は掛かりません。リーダ格の方は空手2段の腕前だそうです。とても親日家のようです。センタでは、各種の問題が発生しても半年待たないと解決できない・・とも話していました。写真に写っている上部の四角の空洞は56個あります。内部を這いつくばって、金網を取り付ける予定ですが、まず8個着手します。
中庭には鳩の抜けた羽が芝を覆う様に散らかっていますし、ふんも酷いです。お掃除のおばさんも掃除が大変です。
このような訳で、皆さんは私に協力を表明し、約束してくれていますので心強いです。
何時完成するか・・日常の仕事の合間にやることになるので結構時間は必要です。屋根裏作業はこれからの時期の方がやり易いかも知れません。
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             線路の部屋
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             交換の部屋
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              伝送の部屋
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           伝送の部屋
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             無線の部屋
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       通信・電力ケーブル埋設工事
通信ケーブルも、電力ケーブルもき線ケーブルは全て、直埋設のようです。
こちらにきて約2ケ月経過しますが、既に数ケ所このような埋設工事を目撃しております。土質が良くて、労務費が安いため、必要の都度工事が行われているようです。
市民の皆さんもあたりまえと受けとめているようです。工事は歩道を割ったりしますが、その復旧もまた早いです。歩道の舗装は店の好みに合わせたデザインのタイルが使われているのが特徴です。車道部分の掘削はケーブル埋設日の当日夜間に一斉に行われ、朝までには舗装復旧まで終えています。歩道部分は全て、作業員による手堀作業でおこなわれていました。


光ケーブル埋設工事
前回来た時にはRutaに幹線光ファイバを直埋敷設していました。郊外では掘削・埋め戻しは特殊機械で作業を行える為、1日7kmも進捗すると聞きました。土質も良いし、通行車両にも影響されない作業環境のため、信じられない埋設作業量です。主要な都市間約360km敷設するにはこれでも1台の機械で単純計算すると、約50日かかってしまいます。

近況と最近の気候

近況の報告と最近の気候です。

 

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            私の事務机
写真には、ノートPC、電子辞書(皆様から頂いた)、携帯電話(NOKIA)、プリンタ等が写っています。ここから日本やパラグアイ国各地に赴任している皆様にメール発信をしております。こちらは回線が細いためか、ピーク時はなかなかつながり難いので、利用する時間帯は夜10時頃からと朝は6時頃から朝食までの間に利用しております。
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       私の事務机(側面から写しました)
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          購入したラジオ
私は近頃NHK-BS放送が飽きてきました。というのはニュース番組は良いですが、他の番組は再放送がやたらと目につきます。このようなこともあって、ラジオが欲しくなりホテルの息子さんに相談し買うことにしたものです。電圧は110V~240V対応です。価格は、25,000円程でした。(メーカ名PHILIPS中国製)何を言っているか判りませんが、食事の用意をしたり、メールを発信するときに聞いております。
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           携帯電話
携帯端末を紹介します。街では日本のショップと同じように、いろいろな端末が売られています。勿論カメラ付きも売られています。写真はNOKIA製です。私のは私的通話はプリペードカードを買う必要があります。私は日本では携帯メールしたことがありませんでしたがこちらでは既に使っています。「安全確保」のためと、ローマ字で漢字変換しなくて良いということもあります。待ち受け時間は3日程度と聞いております。緊急連絡先は既に番号登録完了しました。
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          お掃除のおばさんと
RAMONA
さんEDIさんです。今朝玄関付近を清掃されていましたのでお願いして写して頂きましたが、逆光で見難くなってしまいました。
 
最近の気候について
2週間程前に低気圧が来た後、朝晩の気温がめっきり低くなって、7(真夜中の最低気温)のときもありました。オーバを着たり、毛糸の帽子を被ったり、セータを着たり、道行く人は皆厚着になりました。私も寝るときは薄い布団をかけたり、暖房エアコンを入れたりして冷えを凌いでおります。でも日中は太陽の日差しが強いせいか、半袖姿の人も見受けられ、洋服をどのようにするかがこのところの朝の着替えのポイントです。大陸の「夜間放射冷却作用」がかなり気温に影響していると思われます。
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            センタ建物
天気が良いと白い色が緑の植木に映えます。
植木のアーチから写してみました。
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           センタ建物
センタの正門から見て右手建物付近から塔付近建物を写しました。
センタの建物配置は左右対称です。
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          センタ建物
センタの正門から見て右手建物付近から塔付近より更に左側建物を写しました。
私の部屋はこの写真の2階にあります。
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大原さんと一緒に
大原さんは日系人の方です。たまたま偶然にセンタでバッタリ逢いました。彼を紹介します。私が以前こちらでお世話になっていた時に、センタで教鞭をとっていた方です。現在は携帯電話のアンテナ建設工事に従事しており、ブラジルで働いておられるそうです。3ケ月に1度の割合で里帰りしているそうで、この日調度会えたという訳です。写っている赤い車は「トヨタターセル1300」で、私が帰国する時に彼に格安で譲っていった車です。話ではその後1度交通事故に遭ったということで、前部が少し凹んでいました。車は既に11年~12年経過していると思います。非常に懐かしかったです。
パラグアイの車は全て輸入するしかありません。このため走ることができれば何時までも使います。車検制度はありませんし、労務費も安いので、どんな手段を使ってでも車を再生させてしまいます。日本では絶対こんなことはしない、ということでもここではやります。ビックリするような古い傷んだ車が走っているかと思えば、ベンツ車もかなりの割合で走っています。こちらで高価な車は「トヨタ」「BMW」で次が「ベンツ」だそうです。(ホテルの運転手さんの話)
私は車を買うつもりで、中古車も幾つか見に行きましたが、10年車で、1,600CC、ジーゼルエンジン、マニュアル、手動窓で5,000ドルが相場と見ています。日本では見向きもされない10年車がこのような価格相場です。私はその後、内山田ホテルに住むことになりましたので、車は必要ないと思っています。購入すると保険料も馬鹿になりませんので・・。
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       我が家のチェリー嬢
時々家族が私のために気を使って愛犬「チェリー嬢」の写真を送ってくれておりますが、ひょうきんな写真なので時々見ては笑い転げております。
とっておきをご皆さんにご紹介させて頂きます。(10歳)
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         我が家のチェリー嬢(寝顔)
ご機嫌でお昼寝の最中です。彼女のお得意ポーズ!!
主人の私がどこに行ったのかもわからずに、毎日ベランダで、「今日来るか」、「明日来るか」ときっと私を待っていることでしょう。

最近の出来事

最近の出来事を写真に撮りました。

 センタのトイレ清掃
臭い話で恐縮ですが、まずセンタに着任し、建物内を全体的に見て歩いたところ、トイレ周りの汚れが目に付きました。特に清掃担当の方が使うトイレ脇のバケツの水を捨てるところが、酷く汚れ真っ白な陶器が真っ黒に変り、泣いているように見えました。勿論各便器も水洗トイレとはいえご多分に漏れずでした。
早速、辞書で「紙やすり」の単語を調べ、販売している店を教えてもらい、ゴム手袋、前掛けも揃えて、綺麗にするにはどの位時間が掛かるか自分でやってみました。赤土の細かい粒子が風に運ばれ、それに汚れがミックスし長年にわたって付着した為か、なかなか簡単に取り除くことが出来ませんでした。先ず洗面陶器3個綺麗にしてから、翌日清掃のおばさん4人に、それを見ていただき、センタ内のトイレ等全てをこのように綺麗にしたいと説明し、協力を要請しました。リーダ格の方が、上司にも予め断ってくれと言うので、その方にもたのみ快諾を得ました。早速5人でまず男子トイレに取り組みました。鏡、便器(大・小)、バケツの水捨て場を1時間かけて格闘し綺麗にしました。紙やすりは陶器以外には使っては駄目と、身振り手振りで教えました。
皆さんとても一所懸命に磨いてくださいました。喉が渇いたり、腹がへったら私が食べ物・飲み物を提供するからということも説明しました。ジュースを差し入れしたり、翌日は早起きしてせんべいを作って持っていってあげました。(前日の夜、「にら」、「キャベツ」の両方を作ってホテルのパラグアイ従業員に予め試食してもらい「キャベツ」にしました。また、塩味も加えました。)センタには男女別だと14箇所ありますから、1日1ケ所・1時間と決め、センタ全体を3週間かけて綺麗にしてもらうことを相談して決めました。
今年7月には「SDHセミナ」開催を予定しています。これは南米各国から研修生を募って、このセンタで実施するもので、研修に訪れたよその国の皆さんが、まずセンタ内が綺麗だという印象をもっていただき、セミナを受講して頂けたらと思っております。勿論工業高校生、大学生、教職員全てが綺麗な環境で、ハッピーな毎日を過すことができればと思っています。(先ずはトイレ清掃方法のスキル移転から・・です)

 

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                センタのトイレ清掃
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                    センタのトイレ清掃

 秋刀魚冷凍
韓国人経営の食材店には魚の冷凍が売られています。山育ちの私には残念ながら魚の種類が判るものは非常に少ないです。秋刀魚、イワシ、鮭、タコくらいでしょうか。でも貝類も含めるとかなりいろいろな種類が冷凍庫内にありました。

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                  秋刀魚冷凍品

 日の出
ちょっと写真を撮るには、タイミング的に遅かったと思います。

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                パラグアイの日の出

 アスンシオンバスターミナル
町外れにあるアスンシオンのバスターミナルです。ここから隣接した国々や国内の他所の町(長距離)へ行くことができます。土産屋や、両替え店が沢山あります。長距離バスの内装は、市内路線バスとは比べ物にならない程デラックスです。(日本の高速バスより座席はすこしゆとりがあります)

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             アスンシオンバスターミナル

 日本人学校バザー
5月7日(日曜日)
アスンシオン近郊の移住者の子供さんが通う日本人学校でバザーが行われました。日本のバザーと一緒で、食べ物、飲み物、手芸品等販売されており、多数の方が家族・友人を連れて参加されていました。大使もJICA所長様も出席されていました。私は赤飯、豆(大粒)を甘く砂糖で煮付けしたもの、おはぎ等を購入し持ちかえりました。また、ベーキングパウダーの名前、片栗粉の名前、そば粉の名前を教えてもらい、特にそば粉は手に入ったら電話してもらえることになりました。辞書の単語と異なるためか、今まで尋ね歩いたところででは、首を横に振られてしまっていました。(ここには無いのさー!と)
バザーでウドン、いなり寿司を食べ、日本の味を味わい満足な一日でした。

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               日系人の日本学校バザー

 日本人学校バザー
日系人の皆さん手作りの日本食品や手工芸品を販売していました。勿論現地の特産品も現地の方が来て販売していました。バザーの会場になった、学校の体育館内です。日本の学校ですと床は木の床ですが、こちらではコンクリートです。ステージもありますが、写真右手方向のため映っていません。

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                日系人の日本学校バザー
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                   日系人の日本学校バザー

 バザーの購入品
りんごの入ったお菓子、大豆を甘く煮たもの、おはぎ(二つ既に食べてしまった)、敷物(特産の織物ニャンドティ)です。

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                     バザー購入品(国広さんという方のお店・・日ごろは日本食弁当も作って注文のあったオフィスに配達もされているそうです)

週末、同僚からの招待

週末、土曜日にかってのセンタの同僚から招待されました。祖母が「91歳の誕生日」を向かえるので、集まってお祝いパーティをするので是非来てください。ということで、お招きにあずかりました。こちらの皆さんの生活の一端をご紹介させて頂きます。なお、私は招待されるにあたり、何をもって行けば良いか悩んだ挙句、日本から持ってきたお土産用の一品と、手作りチャーハンを持参しました。私のキッチンにはまだ何も無いので、歩いて15分くらいかかる市場に結局3往復して物をそろえました。夕方6時30分には、無事狙い通りの「ねばねばしてない」チャーハンを作ることができました。美味しくする為に分量を4回に分けて作りましたから時間も掛かりました。日本から持ってきた、貴重な醤油を最後の味付けに使いましたからとても美味しかったです。皆さんも美味しいと言ってくださいました。 

 

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             チャーハン
パーティに持参する為に作ったチャーハンです
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           アサード(焼肉)
パラグアイのパーティに欠かせないのが、このアサード(牛肉)です。(日本の和牛肉と異なり筋が多いために、こちらで食事に使うナイフは刃先が金ノコのようにギザギザしています。多分日本のナイフではこのような肉は切れないと思います)。こちらに来て始めてこの肉を口にした日本人は、皆さんがっかりする筈です。この肉が美味しいと思う様になるには、5回以上経験しないと無理でしょう。日本のようにタレなどありません。塩味だけです。あら塩を肉にすり込んでから焼いていますので。肉を焼く時間は2時間半以上でしょうか、炭火で時間を掛けて、肉の中の油を追い出す様にじっくりと焼きます。パーティはたいてい、この肉が焼来上がる間、皆さんコーラを飲んだり、ビールを飲んだりして、お互い話をしながら時を過します。この間は大皿に準備された野菜料理等に手は付けません。日本だと、料理と飲み物はセットですが、こちらの家庭は違います。肉が焼来上がるとパーティも終盤なのです。焼肉は配られません。食べたい人は皿を持って焼いているところに自ら行きます。担当の男性が切り分けて皿に盛ってくれます。こちらの皆さんは食べ方を心得ていますのでこの切り身を全てを食べようとはしません。私は最初残しては失礼かと思って大変な思いをしたことがありますが、今回は心得ていますから、柔らかいところだけ頂いて後は残しました。(火で肉の外側は固くなっていますから、無理はしません。)肉の食感ですが、私はゴムぞりを噛むと表現しています。サラダを食べ、肉を頂くと、バースデイケーキに移ります。歌を歌い、ローソクを消し、ケーキを参加者に切り分けます。皆さんこれを頂いて暫くすると、帰られます。パーティの始めから終わりまで、誰かが挨拶をして、乾杯をして、誰かが終わりの動議を出して、〆てという日本のような流儀は一切見たことがありません。ビールを飲みたければビールと要求し、コーラであればコーラと自分の意思を示さないといけません。日本のように、酔って大きな声をだすとか、からむとかそういうことも見たことがありません。
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             パーティ
今回のパーティには楽団が来て、生演奏。それにあわせて、親兄弟、親戚の皆さんが一斉に踊りました。中庭が今回の会場です。耳元での生演奏ですから、物凄いやら・・。私は途中からダンスに引っ張りだこで、結局お婆さんの娘さん全員と踊りました。皆さん楽しんでおられました。日本の様に近所迷惑なんてことで怒ってくる人はいません。楽団が帰った後は、ステレオでガンガンラテン音楽を流します。パラグアイではパーティに音楽は欠かせません。また、土地柄パーティは机や椅子を準備(レンタル業者)して庭で行われます。家の中では一般的にはスペースがとれません。
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        91歳のおばあさんとダンス
お婆さんは、聞くことも、話すこともしっかりしています。多少足元が・・という状況ですが、ご自身でフォーク、ナイフを使って食事もされていました。
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          パーティ料理
パーティのための家庭料理です。
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     91歳のおばあさんとその子供達6人
お婆さんは9人子供を産みました。一人亡くなり、現在は8名です。(娘6人、息子2人)今日は娘さんと息子さんそれぞれ1名が参加できなかったため、6人に囲まれて写真を撮りました。一番遠くから駆け付けた娘さんは、なんとアルゼンチンのブエノスアイレスから1500km、バスで18時間かけて来たそうです。(飛行機なら2時間よとも話しておられました)お母さんのところに9日間滞在してまた帰る予定だそうです。旅行の仕方も違いますねー。そういえば、前回来たときにブラジルからきていた方が、故郷に帰るにはバスで72時間掛かると話していたことを思い出しました。
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  91歳のお婆さんと、孫、ひこ孫、玄孫の皆様
パーティの最後は皆で歌を歌って、ローソクを消して、といずこも同じです。皆さん私に日本語で歌うとどう歌うんだと聞いてきましたから、英語で歌うと答えても納得されないので、英語で歌ってみせました。皆さんやっと納得されました。
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  91歳のお婆さんと、孫、ひこ孫、玄孫の皆様
私も仲間に入って写真を撮ってもらいました。
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    91歳のお婆さんと男性メンバの皆さん
男性の方はアルコールも入っていたせいか、ケーキのクリームを指でこそいで、お婆さんの鼻や、口の端につけては笑っていました。歌を歌ったり、踊ったり楽しみました。こちらの挨拶は必ず両ほほをお互い交互につけて、「チュ」「チュ」と音を出すのが慣しです。挨拶を始めとして皆さんスキンシップがすごくて、私はどぎまぎしています。(私にはまだこの挨拶が上手く出来ない為)ケーキを頂いた後の皆さんの話題は、日本人の日常生活において、スキンシップが少ないと口を揃えて言っておられました。頭を下げる挨拶だけだというようなゼスチャーをされていました。私は参加者全員(子供さんたちとも)と握手をして、11時30分に帰りました。蚊も沢山飛んでいて、日本人は美味しいから狙われてしまうなんて冗談を言いながら、皆さんと楽しみましたが、まだまだ皆さんの会話の1割程度しか理解できませんから、4時間もいるとかなり疲れます。

センタ建物と式典の模様



 
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 センタ建物 : センタ内の建物から写したものです
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センタ建物 : センタ内の建物から写したものです
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  センタ建物 : センタ内から写したものです
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           大学工学部長挨拶
4月30日は「先生の日」です。今年は日曜日のため繰り上げて、金曜日に講堂で式典が行われました。アスンシオン大学工学部長さんが来られて挨拶し、校長先生、生徒代表、父兄代表がそれぞれ挨拶し、その後は生徒による音楽、感謝文朗読等ありました。歌を歌ったり、ギターを弾いたりみな上手でした。工業高校の生徒数は現在170名。(3学年計6クラス)これは7年前の半数です。原因は月謝が高いこと、セントロから20kmもあるため、通学が大変なことだそうです。体育館等はありませんので、スポーツサークルは何もありません。
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    工業高校長挨拶 : 先生の日の式典
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   生徒によるギター演奏 : 先生の日の式典

線路建設実習(初級)研修風景

 

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        線路建設実習(初級)
センタに隣接されている実習場です。主に線路技術者の研修に使用されています。警察の騎馬がいつも放牧されています
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        線路建設実習(初級)
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          線路建設実習(初級)
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         線路建設実習(初級)
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         線路建設実習(初級)
写真に映っている短い電柱は前回派遣されたときにが私が考案して作った線路です。昼休みにセンタの周りを散歩していて、線路の廃品置場に目がとまりました。そこには交通事故で損傷した鋼管電柱等が散乱していました。電柱中程から上部は傷がありません。物が無い国なので、何とかこれを利用できないものかと考えた末に、初級者研修コースの技術習得に利用する案が浮かびました。丈の短い電柱線路でも、やることは同じで、電柱の穴の深さが浅くなるだけです。測量、設計、位置決め、穴掘りからケーブル架設・弛度調整・引き止め までの一連の作業を、地上に近い位置で習得できます。廃品の鋼管柱を担いで運び、丈を決めグラインダーカッターで自分達で切断しまた。彼らはこれらの設備を大切に使っていました。(当時一緒に教官をしていた、ペソアさん、アマドさんはその後幾度か転勤されたそうですが、この時後輩の育成のために来ておられ、お会いすることが出来ました。)
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         線路建設実習(初級)
実習場の全体です。ヘルメットも無ければ、腰道具も各人に行き渡りません。柱上で作業する人数分しかありません。ニッパ、ペンチ等の工具も日本では全員当たり前に配られますが、ここではそんんなことできません。

アスンシオン、ルケ市の様子と定住のホテル、職場の風景

 写真を撮りましたのでお送りします。

 

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住居に決めたホテルの内山田新館フロント
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ホテル前の道路から内山田ホテルを撮りました。
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   私の職場のセンタの写真です

ルケ市はアスンシオン市の隣にあり、国際空港に隣接
しています。町には大きな建物は無いようです。
(まだ中心街には行っておりません。聞いた話によると)
このセンタには現在25名の方が働いております。また
敷地内には工業高校も併設されています。(3学年)
かっては国営電話事業体の技術者養成訓練センタでした
が、事業体が民営化された後はアスンシオン大学に移管
されたようです。従来から工学部の生徒が学ぶ教室があ
りましたからそのようになったのだと思います。いずこ
も民営化すると、費用の掛かるところは手放す動きです。

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     建物正面近くから撮りました

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センタの正門から道路右手方向です。
セントロから20km離れた「ルケ市」にセンタがある
ため周りは閑静な(牛も馬もいます)ところです。
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センタ正門から左手方向の道路
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アスンシオンの住宅街
主要な道路から1歩入ると全てこの様に道路は映画で
見るような石です。車はガタガタと走ります。
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アスンシオンの住宅街です

アスンシオンのある住宅街です。道路に石を敷き詰めて
あることがおわかり頂けると思います。
この石を敷き詰めないと大変なことになってしまいます。
(硬い粘土質に覆われていますので、雨が降ると車がス
リップしてしまいます。・・・・・雪が降ったところを
ノーマルタイヤで走ることと同じ・・と申し上げた方が
判り易いでしょうか。工事方法はまず路床を平らにした
後、石職工さんが、一つ一つの石を調整しながら、並べ
てゆきます。私はまだアスンシオンで、このような硬い
石を産出している場所を見たことはありません。
どこか他所で産出されているのだと思います。

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アスンシオンの主要道路「マリスカル ロペス」
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アスンシオンの主要道路「マリスカル ロペス」

アベニーダ マリスカル ロペス はアスンシオン郊外
からセントロに至る道路の一つです。
地図にも「アベニーダ」と最初に書かれています。辞書
には「大通り」「並木通り」と説明されています。写真
に並木は映っていませんが、前後の場所には確かに並木
があります。

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ボンネットバス

殆どがメルセデス ベンツ社製で、日本の快適なバスは
見当たりません。ジーゼルエンジン音が剥き出し、排気
ガスが酷い、シートはカバーありません。
乗車してから降口(後部)に移動するのは、日本のバス
に慣れた方はサーカス団ではないかと思うくらいです。
なぜかと言いますと、坂があるうえに、路面が平らでな
い為に揺れが物凄いです。
先ずは「百聞は一見に・・・」で来てみて、乗ってみて
頂きたいと思います。

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ボンネットバス

バスは運転手一人が運賃の受け取りから切符、つり銭ま
でを扱います。クーラはありません。このため前部乗車
口ドアはどのバスも常に開放されています。また窓も開
けっ放しです。派手な色を塗ってある為、最初はビック
リしました。日本のバスを見ると何か変な感じがします。
椅子はアルミか鉄が剥き出しです。

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シニア海外ボランティア
横田 正
Tadashi
 Yokota
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