AREGUÁとLago Ypacaraí(AREGUA)

AREGUALago Ypacaraí(その1)
アレグアとイパカライ湖


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21日(土)天気も良く何も計画無し。朝食のときに朝食担当の(DOMINGA)ドミンガさんに「天気が悪い時に出かけ、こんな天気の良い時は部屋に篭っている」と笑われたので「どこか日帰りでお勧めの場所はありますか」と尋ねました。結果アスンシオンから28km先にあるAREGUAに日帰りすることにしました。メルカード4DR.R.DE FRANCIAから11番のバス(CAPIATA)に乗りました。運転手にAREGUAに行くか尋ねたら行くと返事が返ってきました。約1時間20分かかったと思います。(サンロレンソ経由、San AgustinCerro Coi行きが良いと教えられましたがバス停ではこの二つは30分待ったけど来なかったです。)バスはサンロレンソの町を過ぎ、ルータ2をひた走りCAPIATAで左に曲がりアレグアに向いました。席の前のおじさんに「アレグアはまだですか」「まだだ」。おじさんは「私はCAPIATAで降りる」というのです。でも私は地図を持ってこなかったのでどちらが先に着く町なのかわかりません。そうこうしているとおじさんはバスを降りてしまいました。あとは腹を決めて乗っているしかありません。それらしき景色になってきて左手に教会が見えたので、運転手に「ここがアレグアですか」と尋ねると「そうだ」というのでバスを降りました。(ドミンガさんからは「教会の近く降ろしてもらいなさい」と言われていたんです。)
バスを降りたら遠くに湖が広がっていて眺めの良い場所に感動しました。結局湖の辺まで歩いて往復しました。

町の特徴は
1. 焼き物の町である。(素焼きが多い)
2. 緑に囲まれた静かなたたずまいの町(村といった方がよいかも知れません)
3. イパカライ湖(幅5km、長さ25km、水深3m4m)を見下ろす高台に教会がある。
4. 湖に面していて夏は避暑客で賑わう。
5. 毎週日曜日、アスンシオン発の蒸気機関車がこの町まで観光客を乗せてくる。
6. 高台に衛星基地局があり大きなおわん型のアンテナ3基がある。(電話等)
7. Cancer(癌)と書かれた病院がありました。(緑の木々に囲まれていた)


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AREGUA
の様子


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手芸(編物)をする女性達湖に向って歩いている道中の家の軒先で編んでいたので写真をお願いしました。

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家の子供達も一緒に入って(4人の男子兄弟)

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AREGUAの駅です。 毎週日曜日、アスンシオン発の蒸気機関車がこの駅まで観光客を乗せてきます。機関車はイギリスがその昔に贈ったものだそうです。かってはもっと線路が内陸に延びていて、西部劇のロケにも使用されたとも聞きました。今は列車本数が僅かなためレールが雑草に覆われています。


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駅構内の古い貨車

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駅構内

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町の中心道路

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町の中心道路脇の民家(見事な花が咲いていました)

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町の中心道路(高台の教会から湖の辺まで直線で結んでいます)

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コロニアル風の住宅 :1

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コロニアル風の住宅 :2

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コロニアル風の住宅 :3

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教会に沿った道路ここから一気に坂を下ってゆきます。(遠くに湖が見えます)

AREGUAとLago Ypacarai(イパカライ湖)

AREGUALago Ypacarai(その2)
アレグアとイパカライ湖

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Lago Ypacarai
(
イパカライ湖)

湖の大きさ: 幅 5km、長さ 25km 、水深 3m4m です。


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水辺の公園ゲート(PLAZA AREGUA)。この国の良さはどこに行っても人が少ないことです。(混雑しないのがあり難いです)

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湖の長手方向を撮影(右手方向に延びている:25km)諏訪湖は一周20km弱ですからそれよりも大きいです。

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今日は浜辺には数家族しかいませんでした。これが日本だとすると大混雑かも知れません。

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湖を横断する向きで撮影(幅5km)。湖の水辺は自然そのもので、コンクリートなどは何処にもありませんでした。子供達3人が水に入って遊んでいました。

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教会の庭から湖を望む

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教会から:遠くに湖面が見えます。

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教会入り口付近から:湖を望む

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湖で釣られた魚:水はこのあたりはまだ綺麗だそうで魚も沢山いるそうです。彼らが釣った魚を撮らせてもらいました。大きいなまずみたいな魚体が「Solalinde」、フナみないな魚体が「Corvina」というそうです。湖にはもっと大きい種類の魚もいるそうです。魚を釣ったのは次の写真のグループの皆さんです。

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休日を釣りで楽しんでいた男性グループです。魚の写真を撮らせてもらって暫くすると、(どこにもこのような人は必ずいるもので)「ビールご馳走しろ」というのです。暫くしたらまた「ビールご馳走しろ」というので、「何処に売っているの」と尋ねると公園入り口のお店を指しました。そして彼は「私も一本分の金を出す」というと、他の男性も「私も一本出す」というので、「私も一本」と言ってお金を差出しました。目の前で魚を切り身にして衣を付け、フライに揚げていました。時間的にはちょうど昼食の時間でした。「魚のフライを食べるかい」と言いながら持ってきたパンを切って差し出してくれました。パン一切れで1000ガラニー(通貨単位)、フライ一つ(小さい切り身)で1000ガラニー、合計2000ガラニーと数えて食べると皆さん大笑いです。後残りは○○ガラニーだからビールコップ一杯で1000ガラニー、サービス料込みで○○ガラニーと続けました。これですっかり友達になって色々なことを話しました。一人の方はアレグアの衛星基地局で25年間保守に従事していたというので、私も1999年にアンテナを新たに構築し大統領出席のもとで竣工式が行われた話をしましたら良く覚えていると褒められました。また私のカウンターパートのベロンさんも知っているということですっかり仲良くなりました。 彼らは小さな手こぎボートで沖に出て魚を釣ってきたそうで、私に「沖に出て写真を撮るかい」と何回か勧めてくれましたが遠慮しました。裸の男性はインディオみたいだと言って裸を気にしていましたが、そのままそのままで・・と言って撮りました。

AREGUAとLago Ypacarai(教会)

AREGUALago Ypacarai(その3)
アレグアとイパカライ湖

AREGUAの教会
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教会は湖を見下ろす高台にあり、建物の白い色が青い空に映えて綺麗でした。
湖の辺で男性グループと時間を潰し過ぎ、太陽が教会を正面から照らしている時間を逸してしまいました。(建物側面に日光が当っています)


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湖から道を登って行くとこの景色です。

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教会の庭から(かなりの坂です)

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正面から

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教会入り口付近。バスで学校の先生と生徒達が来ていました。後は数家族がいました。

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教会脇の通路

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通路から湖を望む

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教会の感じがCAAZAPAの教会と似ていました。

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教会裏庭で遊ぶ子供達

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教会を取り囲むコロニアル風の家。(教会に向って右側の家)


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教会を取り囲むコロニアル風の家。


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日本にあった長屋と同じで、数軒の玄関があり、奥行きもかなりありました。(奥に庭も見えました)

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教会裏手の道路

AREGUAとLago Ypacarai(焼物)

AREGUALago Ypacarai(その4)
アレグアとイパカライ湖

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アレグアの焼物店

素焼きが主体のようです。なぜか「カエル」の置物が目に付きました。


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教会を湖の方向に下ったところに沢山の店があります。

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道路の両脇に似たような店が並んでいました。

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冬でも水が凍ることが無いことと、日本の水質とは異なることなどから、大きさや形も別のものが好まれるようです。

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こちらの皆さんは水を入れて使うような使い方はあまりしません。むしろ部屋のインテリアとして利用する方が多いと思います。(造花と組み合わせて)

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道沿いの焼き物店街

手作りの楽しみ”うどん作り”

こちらで時々「手打ちうどん」を作っております。専門家(イグアス産のそば粉を頂きました)の方からも先日依頼があり、釜揚げでは熱いので冷やして食べる「秋田の稲庭」うどんをイメージして細く仕上げました。道具は何も持ってきていませんので最後に細く切るのも菜切り包丁で切りました。腕前が上達したので、細く仕上げて茹ても、箸で切れてしまうことはありません。なお打ち粉に使う片栗粉は日本から一袋持参しましたが、取り越し苦労で今はこちらで売られている「MAIZENA」と書かれたものを購入し使用しております。(トウモロコシの澱粉)

私がここまでうまく作れるようになった最後のきっかけはかみさんのある本の勧めでした。本が好きで図書館から沢山の本を借りてきては読む人なんです。それで「この本に出ている作り方で作ってみたら」と勧められたのがキッカケでした。彼女曰く「この本は常に内容に信憑性があるかどうか、実際に試してから掲載するという本だから」と勧められたと思います。

ウドン UDON うどん  うどん UDON ウドン


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稲庭うどんをイメージしてみました。

野菜栽培の畑

農家の畑


CITEC-FIUNA
センタは私の住んでいるところから20kmあります。そのセンタの近くに小規模な農家の畑があり直売所も設けて販売もしていました。センタの方と金物屋に買物に行った際農家が隣だったので、買い物の間に写真を撮らせていただきました。パラグアイで野菜栽培畑を見たのは初めてです。

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ホウレンソウ

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セロリ

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レタス

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この畝はいまは作付けがなく雑草が繁茂していました。

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直売所。スイカ、キャベツ、タマネギ、ジャガイモ、レタス、カボチャなどが並べられていました。

最近のチェリー嬢

チェリー嬢の体調不良

昨夜家族からチェリー嬢の写真が送られてきました。先日起きたことですがチェリー嬢は吐いたり下痢をしたため、かかり付けの獣医さんに連れていって診てもらったところ点滴の必要があり、一夜獣医さんでお世話になったそうです。獣医さんからは、何か食べ物を拾い食いして腹をこわしたのでは、と説明があったそうです。今は家に帰り家族からいつもより美味しいものを与えられているため元気がでてきたそうです。

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食卓テーブルの椅子に座ったチェリー嬢です。
(やっぱり白いものが多少増えてきているような感じがします)


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「早く帰ってきてよー」「家族の話を聞いていると、最近そちらに ペルサ、ピッチン、ビルとかいう新しい犬の友達ができて皆さんに紹介したらしいじゃない。」「パラグアイと私とどちらが大事なのー!」「早く帰ってきてまた軽トラに乗って山に出かけよう・・」と私に訴えているような目です。

センタの厨房

センタの食堂の厨房

センタには売店(小規模)と食堂があります。食堂に働く方に聞きましたら毎日約100名近くの方が(職員、生徒)が利用するそうです。

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働いている方は5人で、姉妹(18歳、14歳)とそのお母さんも働いています。(妹さんは売店担当)業者が入っているんだそうです。


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お母さんと長女(真中の人)。お母さんはミラネサを作るために肉を一枚一枚伸ばして叩いていました。

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厨房内

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お姉さん(18歳)が身につけているユニークなエプロン。

ADSLサービス開始

ADSLサービスがCOPACO社(唯一の電話キャリア)によって開始されました。

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2006.9.6
 付け abc新聞報道

COPACO
社はADSLサービスを開始しました。主なサービスと価格を新聞記事から紹介します。

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SERVICIO
 INTERNET ADSL (USD/MES, IVA incluido 

ADSLサービスメニューの価格表 (アメリカドル 月額) 税込み

Ancho de Banda(Kbps)

メニュー

PLAN Hogar

(住宅用)

PLAN Comercial

(業務用)

PLAN Cyber    

(インターネット店舗)

64/32 

34

 **

 **

128/64 

55

70

 87

256/128 

73

106

145

512/256 

105

198

275

1,024/512 

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375

529

Derecho de Conexion ; 30 USD   接続権 30 アメリカドル

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この他にもVPNサービスやプロバイダ事業も開始され、IPアドレスやメールアカウント数に対応した価格も設定されています。
電話回線を使ったダイヤルアップサービスは月額11アメリカドル。

以上 簡潔に新聞記事からADSLサービスのみ転記しました。利用料金が高いか安いかは何とも申し上げられません。ただダイヤルアップサービスだけでは今日の日本とのやりとりは大変だと思います。(スピードが遅い、日本はデータ量が格段に多い)

センタの工事(その後)

センタ内の各工事について
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鳩対策金網設置工事

1017日現在で全工程の半分+α30箇所)終了しています。全部で56箇所ありますから今のところ施工目標はクリアしています。これも若い「ハビエル」氏と相談したり、毎月進捗管理を実施していたたまものです。でもその若いハビエル氏は新たな仕事を見つけてセンタを去ってしまいました。横田にはいろいろ教えてもらったと言いながら後任に推薦できる若者を連れてきて私に紹介してくれました。センタ長のルイス氏に翻意をうながされたようですが、一緒に働らく仲間から「中途半端では」という意見もあって決心したと本人から伺いました。(後任はまだ雇用されていません)

9月下旬から今日(1017日)は雨が降リやすい天候のため、講堂屋根瓦取替工事は中断した状態です。

先日は別の建物でしたが屋根下の壁板が破損しそこから鳩が侵入して巣食ってしまい、その天井の下で働いていた方が私のところに来て「ダニに食われた」と言って両腕をみせてくれました。(健康被害もこのように発生しています)

鳩のおびただしい糞を片付けるのが大変な作業ですが、その作業はこのところの暑さと湿気の影響で冬季間より臭いがキツクて頭がふらふらするのだそうです。この為臭い防止用マスクを購入しました。狭い天井裏なので作業環境がよくありません。作業員の安全確保は第一優先です。乾燥した冬は糞が舞いあがり防塵マスクを着用してもらい、作業員の手荒れが酷くなりメンソレータムやワセリンなどを提供しました。一時は鳩の糞の為に作業員の手に異常が出てきたというハビエル氏からの話を聞き、すぐにインターネットで調べました。幸い手に現れるような症状がないことがわかり、手荒れ対策をおこない今では二人の手はなんとも無くなりました。



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鳩は金網があるので中に入れずにいます。(この写真では金網は認識できません)左側はセンタの主塔にあたるところですから建物全体の右側が、この写真を撮った時点で完了しています。

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作業担当の Sr.Lamon ZelayaさんとSr.Amancio Barriosさんの手が荒れ、メンソレータムとワセリンを用意しました。(屋根や屋根裏の仕事では手も荒れます。手袋も準備しました)

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講堂屋根瓦補修工事

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北側工事開始(南側に据え付けてあった足場を移動しました)

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好天続きだったので順調に工事が進み、南側の屋根が終了し、北側の屋根を施工中です。

講堂の屋根瓦補修工事は9月下旬から雨の日が多く中断しています。このため金網取りつけ工事に稼動が振り向けられている状況です。